ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

老人会

2007年02月18日 | 気にかかる
           盆梅の慶雲舘の庭の松
        雪吊りの準備はあれど、雪降らず

慶雲舘:明治20年、明治天皇の長濱行幸に際し、当地の富豪・浅見又蔵氏が行在所として建設しました。舘の名は伊藤博文公の命名と伝わっています。庭園は近代日本庭園の先覚者と呼ばれ、平安神宮の神苑などを手がけた京都の庭師七代目小川治平衛の作です。

          ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

「老人会」がどんな行事をしているのか、お話を聞きに行った。私は自分に一番身近な「松寿(しょうじゅ)会」の活動を聞きに行ったのですが、何故かそれに会長は触れようとなさらない。と言うのは余り活動をしていないという噂は本当なんだと思わざるを得ない。

会長の話は「南立花連合会」「尼崎市老人クラブ連合会」「阪神南ブロック(西宮、芦屋、尼崎)老人クラブ連合会」の話なんだ。

昭和37年に全国老人クラブ連合会が結成された。現在全国で13万4000クラブあり会員880万を擁する大組織である。国、県、市から僅かに補助がでている。そのお金の用途さえ報告すれば、なんの束縛も無く、各クラブ自由な活動が許される。

「老人会に入った人は面白いと言う、外から見ていても解らない、携わってみないと」と言う意見だが、この老人会とは連合会の方を指している様だ。根本的に私と意見が違う。私が「婦人会」の必要を感じて、会を立ち上げたのは、身近な近所の人との交流の必要性を考えたからだ。「遠くの身内より、近くの他人」の言葉である。

参加者の中にはもうすでに加入している人も居たが、その方の言うには「色んな行事に老人会が参加していると今日はじめて知った。入って2年になるが、バス旅行の案内を貰っただけだ。その他は何の連絡も無い」「松寿会幹事」が大きなブロックの連合会のお知らせは伝える事になっているが、それをしていないのが現状だ。と言うのです。

幹事が年を取って、色んな事を出来なくなったので、「副幹事」の役職を作りサポートすることにしたらしい。そんなにまでして、仕事の出来ない人を幹事に据えておくのは如何なものか?そんなに役職名に未練があるのか。

松寿会の役員構成は「会長」「副会長2名」「女性部長」「会計」「会計監査2名」その上に幹事若干名と副幹事若干名。これを称して幹事会。全ての行事の賛否はこの部会で決められる。なるほど・・・だから役職を離れたくないんだ。連合会からの連絡事項をいち早く知ることが出来るし。でもその行事連絡を会員に知らせないで、自分の所でストップさせてしまっては意味ないね。

主な活動は「囲碁」「将棋」「グランドゴルフ」、連合会での交流試合は「グランドゴルフ」らしい。実際「グランドゴルフ」は面白いと、としこさんが言っていたけれど、運動が余り好きでない私としては余り触手が動かない。主人に勧められて40代にゴルフを習い、2~3年した事があるが、とうとう好きになれず止めてしまった。ゲートボールが廃れ、「グランドゴルフ」が取って代わったらしい。

老人の集まりと言へばニュー・ジーランドをドライブ中、かの地の老人の集まりを見たことがある。何の運動の集まりかは解らなかったが、男女ともお揃いの白の上下に身を包み、何だか楽しそうにやっていた。「やっぱり日本の老人の集まりと違うね。スマートだね」と話した。太っていてもスマートなのは何故かしら?

結論、今の我が町会の老人会には、今のままだと入会したいと思う何ものも無い。改善されるまで、当分は見送ります。
(300回)
コメント (2)
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