ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

富士をめぐる旅

2007年02月03日 | ちっちゃな旅
           静岡側からの富士山
        この辺りからの姿が一番でした
         4日間お山を眺めた旅でした

今日は節分。お寿司屋さんの為の「恵方の巻き寿司」もかぶらず、さりとて昔ながらの「鰯」も食べない普通の一日でした。

富士山を眺める3泊4日の旅から昨夕帰宅しました。前日まで富士山は雲隠れだったそうですが、幸せな事に私の4日間は毎日ご対面でした。特に到着した1月30日は4日間の内でも最高に綺麗でした。

毎日富士山が見える所で生活できたらと憧れていましたが、それは不可能、それなら、富士山を眺める旅も良いのではないかと計画しました。

新幹線で静岡から身延線に乗り富士宮まで行きました。此処から田貫湖(たぬきこ:人口湖)の畔の「休暇村富士」迄、マイカー時代になりバスが一日一本しか通っていませんので、そのバスの時間に間に合うように早立ちしました。

休暇村富士の存在は7年前にオープンした時から知っていました。送ってもらったパンフレットを探し出して7年も経っているのに驚きました。いつか行きたいと残しておいたのです。

富士宮に着いて、バスの停留所を聞く為に観光案内所に行きました。自分の計画を話しました。私はこの度は再々タクシーを使う覚悟で来ましたが、そのタクシーも観光地にさえ常駐せず、呼んで貰わなければ乗れないと聞いて途方にくれました。「そんなにタクシーに乗る予定なら、レンタカーになさった方が良いです」とアドバイスしてくれました。

主人も私も免許証は身分証明の代わりに持参していました。主人が「借りよう」と言いました。3日間の借り賃を聞いてくれました。全てを含んで2万5千円程。燃費が良くて、400キロほど走っても2000円程度でした。トヨタのヴィッツと言う可愛らしい車でした。

運転は主人が1人でしましたが、ナビゲーター役の私はカーナビが使えるようになりました。息子の車にもカーナビは付いていますが、何となく敬遠していました。しかしこの度は知らない土地ですし、道を聞こうにも人里離れた場所ですし、レンタカーするつもりは無かったので地図の用意がありません、必要に迫られて、しぶしぶトライしました。初めは中々上手くはいきませんでした、やっとできるようになった日は最後の日でした。でもカーナビーが使えるようになって、新しい事に挑戦した喜びはありました。

ドライブイン「もちや」で昼食を取りました。店の裏は見事な富士山です。昼食のうどんも、蕎麦も中々美味しく私達好みのお味でした。旅で好みの味に出会うとホットします。

裏に回って写しに行きましたら、遊園地のようになっていて料金が要るようです。
「富士山の写真だけ撮りたいのですが・・・」と言いますと「写真を撮るだけなら入って良いです」私達は喜んで「綺麗、凄い!」を連発しながら撮りました。

第一の目的地「富士国際花園」に行きました。神戸の花鳥園の姉様格です。花が見たくて行きました。花は神戸より多いようです。フクロウのショーも見ました。

此処のベコニアは沢山釣り鉢で咲いていましたので、丁度手入れをしておられる方にお話を聞きました。普通のベコニアは雄花の咲いた跡に雌花が咲くのですが、この種類は球根ベコニアと同じ系統で、雄花雌花お隣同士に同時に咲くそうです。
実際の花で説明してくれました。華やかに咲いているのが雄花で、隣でつつましく咲いているのが雌花で、種は雌花の元に出来る。ダリアかバラかと見紛う一輪咲きの球根ベゴニアは、雌花は捨てて、雄花だけにしてあるそうです。ここでも良いお勉強になりました。



コメント (8)
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