Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

第46回 日本新工芸展@東京都美術館

2024-05-16 21:40:56 | 展覧会・建築・器

東京都美術館で開催中の『第46回 日本新工芸展』、第7回学生選抜展併催に上野に出掛けた。

会期:2024年5月12日(日)~5月18日(土)

   9:30~17:30(入場は17:00まで)、最終日は9:30~12:00(入場は11:30まで)

会場:東京都美術館1階第3・第4展示室
 
今年で46回目というこの展覧会だが、訪れたのは今回が初めてだった。
学生展も含め、8室に分かれた展示は盛りだくさんで、特に布の作品、なかでも染色作品の多さは目をひいた。
 
展示室の風景
 
 
実はこの展覧会を訪れたのは、今回この公募展に初めて応募し、「祝宴」という染色作品で『上野の森美術館奨励賞』を受賞したという知らせをこざわちはる氏から受けたのである。
 
彼女は連れ合いが勤めていた大学のテキスタイル専攻の学生だった頃からの付き合いであり、彼女の作品のファンでもある我が家には何点かの作品が部屋を飾っている。そのポップな色使いと造形はいつ眺めても心躍らせられる。
 
さて、展示室4に入り、壁面に並ぶ染色、織りの作品の中を見渡してみると、きっとあれだ!と思う作品が目に付いた。
近寄ってよくよく眺めた!
これが、こざわちはる作『祝宴』
 
受賞作「祝宴」のキャプションには
「素材は知多木綿のちりめんである。海産物の伊勢エビをモチーフとしてデザイン化した。ポップで新鮮で新しい感覚の着物に仕上がっている」とある。
うっは~いいね、楽しいね
これを着た彼女も是非見たいもの!きっとさらっと着こなしちゃうんだろうなぁ!これからの活躍がますます楽しみだ。
 
またこの展覧会では、竹工芸作品は九州からの出展が多く、地域の特性というか竹の植生といったらよいのか、興味深かった。
そんな学生展で出会った竹工芸の作品。
 
コメント
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