Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

色々、試す春。

2020-04-11 23:01:22 | 音楽

 

上記の楽譜が届いて1ヵ月~2ヶ月ほどになるだろうか。

左)「私を泣かせてください」(Lascia ch’io pianga) (アルミレーナのアリア)でつとに知られる

G.F.Handel:Rinaldo/G.F.ヘンデル:オペラ「リナルド」

右)J.S.Bach:371 Harmonized Chorales and 69 Choral Melodies with Figured Bass/J.S.バッハ:371の四声コラール+69のコラール旋律(リーメンシュナイダー校訂)

「リナルド」は国内の楽譜屋に注文したのであまり心配はしていなかったのだが、右のバッハは2月下旬にBookDepositoryに注文し、それからほどなく欧州でのコロナウイルス感染問題が大きくなったので、これはもうしばらく来ないかもしれない、気長に待とう、と腹を決めて待っていたところ、3月中旬に無事に届いたのだった。

嬉しかったなぁ~。ただ、思っていたよりずっと、ずうっと楽譜が細かくて・・・読み辛いのが

どちらも結構な量、濃い内容で充実感は半端ないものがある。

とにかく最後まで弾きとおすこと!を第一目標に掲げ、ヘンデルは毎日何曲、バッハは毎日何ページと決めて、一通り目は毎日が「大初見大会、絶賛開催中」状態で過ぎた。

やっと人心地がついた感じの二通り目に入り、通常の練習に当たり前に加わった感じとなり腰落ち着けて弾けてきた、ような。なかなか面白いです!!

そんな中、歌曲の伴奏でH.ヴォルフのEr ist's(もう春だ<時は春>)とトスティのAprileの合わせをしよう、ということになりこの非常事態宣言の中お互い在宅しながら、Skypeを使っての合わせに挑戦することとなった。

最初の日はとにかくそれぞれの機器の操作を確かめつつの手探り状態。

デスクトップPCは動かせないので、タブレットとスマホの両方を試し、相手の歌う声が聴き辛いのでヘッドフォンを使用してまた試す。そんなことの繰り返し。

次の日は、最初からヘッドフォンを使用し、画像をやめ音声のみにしてやってみたら、少しのタイムラグはあるものの、ずっと楽に合わせられるようになることがわかった。

よかった!!

実はレッスンにもオンラインを使うつもりで準備しているところだったので、これはほんとによい機会となった。

いやでも家に居なければならない状況の今、色々なことを試みられる時間を与えられた、と考えてみることにする。

コメント
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