2013.5.4. Sat.
色々あって思い悩む日々…
自分がいかに年を取ったか痛感するばかりです。
気分転換にクッキーを焼く。
ルバーブとブルーベリーのコンフィチュールのクッキー
連れは終日お出かけ。 ごく軽い夕食が出るようなので調整のきくメニューを。
MOF熟成チーズ
焼き餃子 (黒豚)
〆: 五目色ご飯
アサヒ・スーパー・ドライ
シャトー・ド・サント・ジェム Chateau de Sainte Gemme 2002 (オー・メドック/Domaines Bouteiller/ブルジョワ)
カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ50%
「シャトー・ド・サント・ジェム、北に格付け第4級シャトー・ベイシュヴェル、南には格付け第2級シャトー・デュクリュ・ボーカイユがある絶好の好立地!全く無名なのですが、ラベルをよく見てみると見覚えのある文字が…。そう、実はこのシャトー、あのロバート・パーカーJr.をはじめ各メディアが高評価するシャトー・ラネッサンと同じブーティエ家の所有シャトーです。ここは以前格付け第2級のピション・バロンや第3級のパルメも所有していた由緒正しい家柄で、ここが所有しているということは品質に関しては全く問題なしという確信を持つことができます。
【テイスティングコメント】
以前はブラックチェリーやブラックベリーの香りとスパイスの香りの混ざり合った若々しかった香りが、熟成を帯びてさらにマイルドに溶け合っていることが感じられる素晴らしい香りです。とっても心地よい見事に開いた香りを嗅ぐだけでお値段分の満足感は得られそうです。
そして実際に飲んでみると…、とってもシルキーでやさしい丸みを帯びた味わい!力強さはないですが、ひとくち飲むたびに癒されるおいしさです。このクラスでこのくらい熟成してると抜栓後はあっという間に落ちるかと思いましたが、開けた当日くらいは味わいの変化を楽しめそうです。」
抜栓と同時にスタート。 赤や黒の果実の甘酸っぱいアロマ。 口に含むと酸味がきつく落ち着かない。
連れは大きめのボルドー・グラス、私はブルゴーニュ・グラスで頂くが、5分もせずにアロマも変化する。
チョコや枯れ葉、煙草の熟成したボルドーらしいアロマたっぷり。 まさに私の好みのアロマ。
先程の尖った酸味が溶け込み、タンニンもこなれており、おそらくこのワインのピークと思われるお味。
すぐ開ききって落ちて行ってしまいそうだが、軽い夕食でそんなに時間をかけることも無い今日の食卓には丁度良かった。
クラシカルなタイプのメディアム・ライトなボディで、餃子にも◎〇。
とろとろのサン・フェリシアンに◎ 「枯れた感」が絶妙にマッチ。 アフターまでどちらも長く残り余韻を長く楽しませてもらう。 久々の連れ共々の◎でした。
他の2種にも〇◎。