日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

Salon du Chocolat 2010

2010-02-03 20:46:45 | Patisserie, Chocolaterie
2010年2月3日(水)

行ってきました
念願の『サロン・デュ・ショコラ』

昨日の晩から、わくわく、そわそわ
しっかり早く寝て、用意万端
頑張って早起きして、8:50には電車に乗って
9:30には伊勢丹に並びました。
それでも、狙ってた3時からのフランク・ケストナー氏のセミナーは、押さえられず、ぎりぎり5時からのオリオール・バラゲ氏のセミナーのチケットをゲット
来年は9時に並ばなくちゃ…

更に15分ほど開店を待つ。
エレベーターに1番近い扉の前で、同じ年頃の奥様とお喋りしながら楽しい一時
毎年来られているようだが、結構セレクションは売り切れて買えないとのこと。
これは、頑張らなきゃ

10時のオープンと共に店内に入場。
エレベーターで10階へ。
ここから結構歩く、いや小走り。
会場に入り一途「セレクション・ボックス」のコーナーへ。
わぁ~ もう結構な列。ざっと30人?
買えないかしら??? 限定100個って書いてたしな~
前に並んでたやはり同じ年ぐらいの奥様も去年買えなかったそうで3人で「買えたらいいな~」「限定100個、実は1000個でいいのに」とかおばちゃん会話をしながら待つ。
2,30分並んでセレクション・ボックス3種をゲット!

オペラ好きな6人のショコラティエがオペラの魅力を表現したショコラと、新作またはスペシャリテを詰めた特別なひと箱。
【参加ショコラティエ・ブランド】
<ジャン=ポール・エヴァン><ジャック・ジュナン>
<ジャン=シャルル・ロシュー><マルク・ドゥバイヨル>
<パスカル・ル・ガック><メゾン・フェルベール>

日本での「サロン・デュ・ショコラ」開催8年目を迎える今年のテーマは「オペラ」。スターショコラティエの来日、限定セレクションボックス、オペラをテーマにしたショコラのオブジェの展示……随所にドラマティックな「オペラ」にちなんだ多彩で華やかな演出がちりばめられている。
 
見どころは、老舗ブランドのアトリエ責任者だったパスカル・ル・ガックや、パリのパラスホテル(ラグジュアリーを極めた別格のホテルのこと)を中心とした卸専門で活動していたジャック・ジュナンといった、今まで一般には食べられなかった極上のショコラやコンフィズリーが集うこと。彼らのほか、ジャン=ポール・エヴァン、メゾン・フェルベール、ジャン=シャルル・ロシュー、マルク・ドゥバイヨルの6 人のトップショコラティエによるスペシャルボックス「セレクション オペラ」は、ぜひ賞味したい。 ~Elle a Table HPより


【写真左上より時計回り】
<フランク・ケストナー>「ノスタルジー」/<アルノー・ラエール>「ドーム・キャラメルパッション」/<ファブリス・ジロット>「アクアカオ・ペルー」/<イルサンジェー>「ミント」/<フィリップ・ベル>「リキッドキャラメルヴァニラ」/<セバスチャン・ブイエ>「ボンボンシャポー」/<フランク・フレッソン>「キャラメルヴァニラ」/<フレデリック・カッセル>「ジャスミン」


【写真左から】
<パティスリー キュブレー>「ノスタルジー」/<オーバーバイス>「トリュフ・フランボワーズ」/<ファブリス・ジロット>「フルール・ド・キャラメル」/<アルノー・ラエール>「フォリー」/<フランク・フレッソン>「マルコナ」/<フランク・ケストナー>「ヴェルティージュ」

これで18人のパティシエ制覇
次は私が一番楽しみにしているファブリス・ジロット氏(MOF)の『アクアカオ』

ファブリス・ジロット氏から待望の新作が登場!カカオ豆を水で煮だして作る、氏オリジナルのジュレをガナッシュで挟んだボンボンは口に含んだ瞬間にジュレが溶け出し、甘みと酸味の絶妙なバランスを楽しめます。それぞれのボンボンには、原産地別のカカオを使用(ペルー・ヴェネズエラ・エクアドル・コロンビア)。原産地別のカカオの味わいや香りの違いも楽しめます。 ~Isetan HPより

ブルゴーニュ出身のジロットもM.O.F. (フランス国家最高職人)ショコラティエの称号を持つひとり。約3年ぶりの新作発表となる今回のテーマは“水とカカオ”。ブルゴーニュ出身でワインと同じようにテロワール(=その地域ならではの個性)を大切にしている彼だからこそできるアイデア。べネズエラ、ペルー、エクアドル、コロンビアという4つの産地のカカオ豆のエキスを水で抽出し薄いジュレ状にして、同じ産地のガナッシュではさんだもの。ショコラを半分にすると3層になった美しい断面が表れる。口の中でカカオのエキスが流れ出るような驚異の食感はたまらない。 ~Elle a Table HPより

何でもショコラの起源はアステカ時代だそうで、カカオと水を混ぜたのみものだったとか。
そこからヒントを得た作品は、パリの「サロン・デュ・ショコラ」で賞を取ったようだ。
因みにアワードを取ったのは:
ファブリス・ジロット
オ・バラン・ジェネルー
ジャン・ポール・エヴァン
ピエール・エルメ
ゲルレ
プラリュ
パスカル・ル・ガック
パティスリー・ラック
パリー
ラ・メゾン・デュ・ショコラ

次に空いていたジャック・ジュナン氏のブースへ。MOFでは無いのだがメタルボックスが気になっていた。

本年初登場のジャック・ジュナン氏。ガナッシュ8個、プラリネ1個の9個入のボンボンショコラ詰合せ。特に「ヴァニラ」は、元シェフの氏ならではの香り付けにより長く香りの余韻を楽しめます。その他フレーバーは、「はちみつ」「ジンジャー」「シナモン」「ミント」など、氏がこだわった素材を使用。更に口溶けを重視する氏のボンボンは、平たく口の中で溶けやすい。シンプルなメタルボックスも同ブランドならでは。 ~Isetan HPより

味も見た目も洗練された魅力を放つジャック・ジュナンのショコラがついに日本に上陸。ジャック・ジュナンのショコラの入門編としては、バニラ、ノワゼットのプラリネ、トンカ、プレーン、パッション、はちみつ、ジンジャー、シナモン、ミントの9粒入りセットがおすすめ。ひと粒は約5gと通常より薄めに仕上げている。これは、平たく表面積を増やすことで口どけが早くなるから。ショコラを口に含むと、とろりとした食感と共に洗練された上品な香りが広がる。高級ショコラの味わいを体感したい人は、一度は試したい。ジュナンの美的センスが表れたロゴ入り特注のシャープなメタルボックスにも注目したい。 ~Elle a Table HPより

そして狙っていたアルノー・ラエール氏(MOF)のブースへ。
ドーム型ショコラが欲しかったが、あまりの値に断念してショコラ詰合せで手を打つ。

続いてフランク・フレッソン氏(MOF)のブース。娘が東京で写真を撮ってもらっていたので是非買いたかった。
フランク・フレッソン氏はフランス東部メッス郊外にある、1922年創業のパティスリー&ショコラティエの4代目。
ここでは、『アソート』と『ギモーヴ』(マシュマロをショコラでコーティングしたもの)を購入。


ここで、Mちゃんリクエストの「ベルナシオン」に並ぶ。凄い長蛇の列
1時間以上並ばなきゃ

定番の『パレドール』とタブレットの白にバラの花、ガナッシュ入りのカカオ55%を購入。
フィリップ氏が来場してらして、サインを頂く。ついもう1枚追加しちゃった

この間にMちゃん登場。
フィリップ・ベル(MOF)氏の『キャラメル セミリキッドショコラ詰合せ』を買ってもらう。サイン付き

昨年、セレクションボックスのみに入っていた氏のスペシャリテが4つのフレーバーで再登場。人気の「キャラメルバナナ」に加え、おすすめは「半生キャラメル」。口に入れた瞬間にキャラメルが口の中に溶け出す、これまでにない食感は驚きです。「ピスタチオ」「ミルクガナッシュ」を含めた、4つのフレーバー。

『メゾン・デュ・ショコラ』出身のパスカル・ル・ガック氏のアソート、


セバスチャン・ブイエ氏の『マカリヨン』、

セバスチャン・ブイエ氏が最も得意とする、マカロンをチョコレートでコーティングした『マカリヨン』。フランス・リヨンに3店舗を構える有名パティスリー『BOUILLET(ブイエ)』。オーナーパティシエのセバスチャン・ブイエ氏は、世界で最も有名なパティシエで構成される菓子職人の国際協会「ルレ・デセール」に最年少メンバーとして認定されるなど、世界中から注目を集める腕の持ち主です。

マルク・ドゥバイヨル氏(MOF、ブリュッセル在住)の『パヴェ』とアソート、
 
氏はブリュッセルの老舗、「WITTAMER」にシェフ・エグゼクティブとして迎えられ、その業績発展に寄与した人物。

そして人気のフランク・ケストナー氏(MOF)とお買い物。

氏のパーソナリティーを表す5つのキーワードで構成されたボンボンショコラの詰合せ。中でも「ノスタルジー」とつけられたボンボンは、幼い頃によく訪れた祖父母の家の庭にヘーゼルナッツの木があったことから、ヘーゼルナッツを使用したクレープ生地入りのプラリネに。その他にも「家族」をテーマにしたボンボンショコラや、地元ロレーヌの特産ミラベル「黄すもも」を使用したボンボンなど。
ここでは、父へのプレゼントも購入

昼食を取りに一度会場を出る。
・・・つもりが寄り道で<パティシエ エス コヤマ>小山 進氏のブースに。
マカロン『襲』とショコラケーキ『奏』を買う。

同じく10Fの『こけこっこ』で親子丼の昼食
早速台湾にいる娘に快挙を電話報告。
めっちゃ喜んでました
ほっこりしつつも、買い忘れが無いかチェック。
やっぱりありました。
食後に戻って、イヴ・チュリエス氏(MOF)の『チュリエス事典』を購入。
これは兄の分も

ここで3時半。くたくたになった+これ以上買うとやばい、という理由でセミナーはパスして帰宅。
父に早速お届けに。

疲れた~
でも、すごーく楽しかった~

来年も行くぞ~

残念だったのは、東京で出品されてたMOFの2人(ステファン・トレアン氏とクリスチャン・カンプリニ氏)は京都では出されず…
カンプリニ、楽しみにしてたのに…




<ファブリス・ジロット>ファブリス・ジロット氏
フランスでも数少ないM.O.F.ショコラティエ(フランス国家最高職人)。その深い知識と技術の高さはプロの間でもリスペクトされている、まさしくショコラ界の重鎮。今回は数年ぶりとなる新作「アクアカオ」を発表。カカオを水で煮だしたジュレが入ったボンボンは、氏の独自の技術を生かした自信作。ショコラへの情熱は増すばかり。

<ジャン=ポール・エヴァン>ジャン=ポール・エヴァン氏
M.O.F.(フランス国家最高職人)、ルレ・デセール会員。洗練されたデザインはもとより、カカオのプランテーションに足繁く通うなど、原産地への注目をはじめ、ショコラ界のトレンドを牽引する人物。初のブティックオープンから20年以上が経過しても、依然としてその技と感性には磨きがかかる。

<フランク・フレッソン>フランク・フレッソン氏
M.O.F.(フランス国家最高職人)、ルレ・デセール会員。フランス東部のメッスとジャーニーに店を構える。“質感”を大切にする、パティシエならではの繊細なアプローチから生まれるショコラは絶品。地元の伝統に敬意を込めつつも、和の味覚をはじめとする、新たな味を探し続ける厳格な求道者。

<フィリップ・ベル>フィリップ・ベル氏
フランスでも数少ないショコラティエのM.O.F.(フランス国家最高職人)。「率直な美味しさで人々を驚かせるショコラ作りが信条」というベル氏の言葉通り、自らカカオ豆を仕入れ、クーベルチュールから手がけるというこだわりで、アルチザン(職人)ならではの“本物のショコラ”を提供している。

<フランク・ケストナー>フランク・ケストナー氏
フランスでも数少ないショコラティエのM.O.F.(フランス国家最高職人)。その腕前は、重鎮ファブリス・ジロット氏も認めるほど。新鮮で高品質な素材と向きあいながら、自身のフィーリングを大切にしたクリエイションは、ロレーヌの実力派としての名に恥じないもの。

<アルノー・ラエール>アルノー・ラエール氏
2007年にM.O.F.(フランス国家最高職人)を取得。グルマンディーズなエスプリにあふれた“ハーモニーとエレガンス”を大切にしている。18区・モンマルトルの丘近くのパティスリーから発信される、洗練されたパリの「今」を存分に味わえるブランド。

<クリスチャン・カンプリニ>クリスチャン・カンプリニ氏
M.O.F.ショコラティエ(フランス国家最高職人)。パティシエ、ショコラトリーのコンサルタントとして世界的に活躍している。フランスの南東、ヴァール県のオピオという小さい街にラボを構える。ヨーロッパ屈指のリゾート地であるモナコが近いことから、この店のショコラは当地の一流メゾンが特別な顧客に贈るギフトとして用いることも多々。

<ドゥバイヨル>マルク・ドゥバイヨル氏
M.O.F.(フランス国家最高職人)のタイトルを持つマルク・ドゥバイヨル氏は、数々の世界的なコンクールで賞を獲得するなど輝かしい経歴を誇る世界屈指のパティシエ。本物の味わいを追求し、良い素材がなければ最上のできあがりはないとの哲学から、素材選びには大変なこだわりを持っている。

<セバスチャン・ブイエ>セバスチャン・ブイエ氏
最年少でルレ・デセール会員に認定されるなど、“美食の都市”リヨンを代表するパティシエ。マカロンをチョコレートコーティングした「マカリヨン」をはじめ、情熱と好奇心から生まれる、鮮烈な色彩と味覚は日本のファンにもよく知られるところ。

<オーバーバイス>ジェフ・オーバーバイス氏
ルクセンブルクを代表する“グルマンディーズ(食いしん坊)”のための大公御用達ブランド<オーバーバイス>。父のピット氏はルレ・デセールの名誉会長。現在はトム氏とジェフ氏の兄弟二人が中心となり、日々美味しさを届けている。フランス・ドイツ・スイス・ベルギーと隣国に囲まれたルクセンブルクならではのトリュフが魅力。

<メゾン・フェルベール>クリスティーヌ・フェルベール氏
おなじみ“コンフィチュールの妖精”クリスティーヌ・フェルベール氏の<メゾン・フェルベール>は、フランス・アルザス地方のニーデルモルシュヴィルで絶大な人気を誇る。1998年にシャンペラー&パティシエ連盟による最高パティシエ賞を獲得した巨匠。今回はオペラのテーマに基づき、モーツァルトの「魔笛」からインスピレイションを得たショコラを多数ご紹介する。

<フレデリック・カッセル>フレデリック・カッセル氏
フランスをはじめ、ヨーロッパ屈指の実力派パティシエで構成される国際的な協会「ルレ・デセール」の現プレジデント。パリ近郊のフォンテーヌブローに店を構え、1999年と2007年には、パリの年間優秀パティシエにも選ばれた巨匠。

<ベルナシオン>フィリップ・ベルナシオン氏
フランス国内外で高い評価を受けながらも、支店を出さず、頑なに美食の都市リヨンの本店のみで家族経営を続ける名店。アルチザンの伝統を受け継ぎ、クーベルチュールから自家製というこだわり。

<パスカル・ル・ガック>パスカル・ル・ガック氏
<La Maison du Chocolat>のクリエイティブディレクターとして25年間在籍し、2008年秋に、パリ郊外サンジェルマンアンレーにて自身のショップをオープンさせたパスカル・ル・ガック氏が遂に日本初上陸!2009年パリのサロン・デュ・ショコラにおいて、5つ星にあたる5タブレットを獲得。彼の卓越した技術が生み出すカカオと素材たちのハーモニーをお楽しみに。

<ジャック・ジュナン>ジャック・ジュナン氏
パリ・マレ地区の話題のブランドが初登場。シェフとして自分の店を持ち、パティシエを経て、ショコラティエに転身したという異色の経歴を持つジャック・ジュナン氏。昨年に夢であった自身のショップをオープンした氏のショコラは、開店前からパリ市内の数々の名ホテルからオーダーを受けるほど。今回は「オペラ」のテーマに基づき、「ドン・ジョヴァンニ」からインスピレーションを得たデザインをプリントしたボンボンやパート・ド・フリュイをご紹介。

<アンリ・ルルー>アンリ・ルルー氏
決して手間を惜しまない職人気質と、ひらめきを形にする芸術家さながらの創造力が<アンリ・ルルー>のショコラを生み出している。

<パティシエ エス コヤマ>小山 進氏
2003年、兵庫県三田市にオープン。ロールケーキやプリン、バウムクーヘンなどよくある定番メニューだが、口に含んだ途端にハッと驚くようなお菓子を作りたい。食べた人の「今までで一番おいしいお菓子」の最高記録を更新できたら。全ての人がそれぞれの運命の一品に出会えるよう「上質感のある普通味」を核にプロフェッショナルな味を展開し続けている。

<ジャン=シャルル・ロシュー>ジャン=シャルル・ロシュー氏
パティスリー、レストラン、「ミッシェル・ショーダン」などのショコラトリーで豊富な修行経験を積み、2004年にパリ市内に自身のお店を構える。ワニ革をイメージさせるボックスやショップバックも人気。今回は夏のバカンスで訪れたフランス・ロレーヌ地方の特産ミラベルを使った新作ボンボンや、バーボン「メーカーズマーク」とシガーのフレイバーのボンボンの詰合せなどをご紹介。



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