4月4日(日)晴
西暦1200年頃ポリネシア人がイースター島に着いたとされる時期の森林は島を覆い尽くすほど茂っていたが、16世紀末頃までにほぼ消滅。環境破壊をしたのは島民自身であるという説と、島民が持ち込んだネズミによるという2説がある。1862年に襲ったペルー人による奴隷狩りでは、数ヶ月間で当時の島民の半数の1500人が島外に拉致された。また外部から持ち込まれた天然痘や結核により、人口は更に減り島民は絶滅寸前まで追い込まれ、1872年にはわずか111人であった。島民は全員島外に移住し、現在の6600人の住民の大半はチリからの移住者。