□ Enigma "A Posteriori" プレスリリース 日本語訳 (by j.d.)
http://www.promoshow.de/include.php?path=comment/comment.php&comcat=cont&subid=1810 (ソース)
http://jd.crossfade.biz/_etc/Enigma__A_Posteriori__Press_Release__Japanese_Version.txt (英・日本語訳)
8/29のエントリーで訳すといって投げ出してしまったNikolas Marten氏によるEnigma "A Posteriori"のプレスリリース。クレトゥのメッセージが随所に引用されたもので、12月にリリースされる5.1ch Surround DVDの他にも、興味深い事実が幾つか確認できていました。この度、ネットにおけるEnigma~Delerium広報の影の仕立て役ともいえるj.d.氏が素晴らしい日本語訳を公開してくれましたので、ここに紹介します。
非常にヴォリュームがありますが、重要な点を幾つか抽出すると、
・「たった一拍子ですらリピートされていない。私ははじめから最後までほぼ全てを通じて演奏している。」
・"A Posteriori"(そして、何が起こるか)とはその演奏姿勢を含めた作品形態を指す。
・それらは和音のミステイクさえ活かした有機的な構成である。
・ヴォーカル・ヴォイスの大部分は合成したもの。
・「私はエニグマのファースト・アルバムに込められた哲学を再活性させたかったんだ。」
・歌ものではなく、『交響曲』的である。
・新調したスタジオで製作した最初のアルバムである。
・「私の音楽を理解する必要は無い。ただ普通に良いものという感覚を起こさせるようにデザインしているんだよ。」
毎回毎回作風を変化させてきた、ということも、実はこの"A Posteriori"のコンセプトの内に、正に『アポステリオリ(後験的)』に取り込まれてしまうような(笑)ルース・アン=ボイルが参加してないのはショックですねー。。(クレトゥと計画していたソロ・アルバム中断も関係?)あくまで純粋に「音楽を作ってるんだよ」と強調しているのは、前作"Voyageur"の時のインタビューと同じ態度で面白いですね。というか作風以外、言ってることがほとんど変わっていないかも。とにかく今作"A Posteriori"に対するMichael Cretuの想いを捉える上では本当に良く訳されてますので、一読してみてください。
huge thanks j.d.!!
12月発売のDVD Albumに付く映像がどんなものか楽しみです。果たして映像が必要なのかどうかは疑問だけど。
□ Tunes of the Day
□ Richard Rossbach / "Gregorian Chill Out"
□ Classical Spirit / "Classical Spirit"
♪ Adagio (S.Barber)
♪ Adagio (T.Albinoni)
□ Human Movement feat.Sophie Moleta
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