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Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

Transformers: Revenge of the Fallen

2009-06-27 16:57:47 | music9
Tf2rf


>> www.tf-revenge.jp/


□ 『トランスフォーマー/リベンジ』

♪ <script type="text/javascript" src="http://mediaplayer.yahoo.com/js"></script>Nest (feat. Linkin Park)
Einstein's Wrong
I Claim Your Sun
"Let It Go" / cavo

Release Date; 20/06/2009

DreamWorks SKG
Director: Michael Bay
Exective Producer: Steven Spielberg
Writers: Roberto Orci /Alex Kurtzman / Ehren Kruger
Music: Steve Jablonsky / Linkin Park

Starring: Shia LaBeouf / Megan Fox / Josh Duhamel / John Turturro
Voices: Peter Cullen / Hugo Weaving / Mark Ryan / Frank Welker / Jess Harnell / Charlie Adler


□ Linkin Park / "New Divide"

</object>



にゃんこカレンダーにゃんこカレンダーにゃんこカレンダー...etc

「何だかよくわからないけど、なにやら凄いことが起こっている!」


最先端SFXの跋扈するブロックバスター映画の中でも、
超弩級のスケールとインパクトを誇るTFの続編。


あらすじ:
正義のロボット軍団と人間が力を合わせて、
イカレたロボットたちから地球を護るぞ!



Tf2demo


なんかスクリーンが大変なことになってるのは分かったんですが、私の理解力が及ばないのか、何が起こってるのか、誰が誰と闘ってるのか、誰が死んで誰が生きてるのか(笑)とにかくもう画面の迫力と大音響に気圧されっ放しで辟易してしまい、書こうと思ってたことも全部吹っ飛んだ。(´・ω・`)

って150分!!長いよ!!!


サム大学デビューでのオカン無双とミカエラ(Megan Fox)の露出にハラハラ、ベイ流の下世話で際どいジョークを、更に掃き溜めたような前のめりのコメディ演出、およそ正義の集団とは思えない味方ロボットの耳を疑う暴言の数々、そして何と言っても、悪の頭領、メガ様とスタースクリームの夫婦漫才(違


もう最高です。

ってかシモンズのおっさん結婚してくれ。
寝不足のまなこをギンギンにかっぴらいてくれたのが
彼のフンドシ姿でした...テヘ☆



Tf2pyramids
(うんしょうんしょとピラミッドを登るデヴァステイター)



基本TFはキャラ萌え映画なのですが(異論は認める)、今回は一作目にはいなかった巨大合体ロボとか、ハンドパゥアーとか瞬間移動とか超能力を使うロボまで登場しちゃったりして。それに軍の幹部や米政府との摩擦やプライドの衝突云々もマイケル・ベイ映画ならではの描写の総決算という感じで、地球の運命を握る渦中のサムはといえば、不相応なくらいの彼女とちゅっちゅにゃんにゃんしてるものだから(以下略


Tf2wheelie

今回私の心を捉えて離さないのが、ディセプティコンでありながらミカエラに懐柔(利用?)されてしまう小型ロボット、ウィーリー。憎まれ口ばかりを叩きながらも、とにかく愛嬌の絶えないウイヤツなのですが、なぜか後半、スクリーン上から何の前触れもフォローもなく消えてしまいます。(涙


他にも死んだはずのロボが画面にいたり、画面の整合性がとれていなかったり、重大な設定がなし崩しだったり....一見編集事故?と思える現象がチラホラ見られるようですが、高度なファンに言わせるとこれは、「原作の作画ミスまでも再現」しているのだとか。ホントかぁ~??


Tf_ravage


無機質で鋭利なイメージで冷徹に仕事をこなすディセプティコン、ラヴィッジ。衛星にとりついたサウンドウェーブと言い、デザインは敵サイドの方がカッコイイですね。


一般的なアクション映画のクライマックスシーンが延々と続いてるかのような作品ですが、後半では実物のピラミッドやペトラ遺跡などを舞台に、ほんのりミステリアスな演出を醸し出してみたり。そこはマイケル・ベイ、すぐさま爆発炎上・粉塵の舞う戦闘シーンに切り替わり、極限状況下において発露する人情ドラマの様式美を貫いています。

ピラミッドでの撮影は、現地の考古学者がTFの大ファンだったことから実現したそうですが、本当にトランスフォーマーで良かったのでしょうか...。ピラミッドの頂点に向けてレールガンぶっ放す映画ですよ??



そんなこんなで、大画面ありきの「これぞブロックバスター!」な映画で、何年かぶりに全身で受け止める体感を堪能できた作品でした。


でも「劔岳」の方がオススメです(ボソッ




Tf2score

□ Steve Jablonsky / "Transformers: Revenge of the Fallen" Original Score


前作に引き続き、スコアを手掛けたジャブロンスキーですが、重厚で金属的なデジタル・サウンドに混声合唱と、特に新機軸は見当たらず。モチーフも前作のものに若干のアレンジを加えた程度。

"Remote Controll"のライブラリからの引用が目立つのは仕方ないとは言え、Hans Zimmer(本作品にも協力)が同時期に製作した「天使と悪魔(Angels and Demons)」とオーケストラ素材とコーラスのサンプルが重複する部分も見受けられます。Linkin Parkが映画の為に書き下ろしたキラーチューン、"New Devide"のインストゥルメントをアレンジした"NEST"は一聴の価値あり。


今作に限らず、Hans Zimmerの提供する音源には、自己再消化とも言える類似したモチーフやアレンジが多々存在していて、半音ずらしたり、一音入れ替えるだけで他の映画のテーマ曲に早変わりしてしまうようなものも(笑)今作の"Infinite White"のエスノシャントも、映画"Gladiator"とほとんど同型のメロディが使用されています。

そういえば、予告で使われた限りなくエルガーっぽい旋律の曲は未収録ですね。本編中でも耳にした記憶があるのですが...。



Tf2ost

□ O.S.T. / "Transformers: Revenge of the Fallen"


Linkin ParkやGreen Day、Nickelback、Avenged Sevenholdなど、ロックバンド界の名だたる顔ぶれをフィーチャーしたエッジの効いたクールなロック・コンピレーション。最近この手のサントラには手を出すことは無かったのですが、今回お薦めしたいのはこちらの方。


良質な「ロックのコンピレーション」って、意外となかなか見つけ難いですよね。これは映画に彩りを添えるだけに留まらず、芯から髄まで一本尖ったロックスピリットを貫き通した「一枚の作品」であって、どの曲も主題歌に拮抗するほど主張していながら、一つも欠けることなく全体で骨太な響きと調和を奏でているようです。

エンドクレジットに使用された冒頭からの4曲の流れだけでも、とにかく聴き応えがあります。


Green Dayなんて聴いたのは高校生の時以来ですが、そのしっとりとした激情にすっかりあてられてしまい、またあの頃のロック熱が再燃しそうです。