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Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

Dream of the Pirarucu Radio.

2008-09-26 09:32:42 | music7
Pirarucu_2
(IXY DIGITAL L2; Nightsnap; AWB; Evaluative; iPhoto.)



□ Tunes of the Day - Worldbeat Essential.

□ Human Art Engine

All I Ask (Vadom'alo) - 2008 Mix
Madelaine (Agbe De Mou Le Yome)



□ Hermann Langshwert

Dream Caravan



□ Ryan Farish & Donna Lewis

Dancing Angel




歌は世につれ、世は歌につれ、
悲しい時、嬉しい時、そこにはいつも歌がありました。
もうすぐ時計の針は12時を回ろうとしています
今日と明日が出会うとき、この音楽も 美しく、
あなたの夢に、溶け込んでいきますように
クロスオーバー(略)ジェット○○リーム~♪



今夜紹介するのは、Chill out/Lounge方面でコンスタンスにリリースを重ねるドイツの新進レーベル、Peacelounge Recordsから、Human Art EngineとHermann Langshwert。

>> http://www.peacelounge.com/


Ibizza界隈ではCafe del MarやBuddha Barなどのご多分に漏れず、中東・アジア圏のEthnic-Orientalテイストを取り入れたAmbientやFuture Jazzが依然として人気を誇っていますが、クオリティはまさに千篇一律、玉石混淆。

1990年代中期のClub Sceneに、そのSpiritualな風を持って受け入れられたNew-Age/World beatの方法論は、現代に至ってもはや手詰まりに陥った感がアリアリと窺えます。しかし皮肉なことに、このPeacelounge Recordsは、その時代、過去の埋もれた名盤から音源をMix Compilationに引っ張って来た結果、他の類似作品とは一線を画すインパクトを齎すことに成功しています。


ドイツのHuman Art Engineは2001年にアルバム"Trans Afrique"をリリース。Deep Forestを回顧させるシンプルでダイナミックなProgrammed Beatと、Primitiveな民族唱歌のSamplingのエスプリの効いたハーモニーは、殊に現在のシーンには稀有なもの。

同じくドイツのテクノ・コンポーザー、Hermann Langshwertの"Dream Caravan"は、インド舞曲に教会聖歌のループが重なる、これもまた古き良き90年代のアブストラクト・テクノ、トリップホップの世紀末的な響きに満ちています。


Peacelounge Recordsがリリースしている"Globality"というSeriesは、上に挙げたようなのコンセプト(Ethnic / Wordbeat)が一貫してあるMix CDとなっています。



三つ目に紹介したRyan FarishとDonna Lewisのコラボレーション(2008年)は、これもまた懐かしい(あっち方面では現在進行形?)New-AgeとBreaksという組み合わせ。全く畑違いな二人なだけに驚いた組み合わせでした。ちなみにDonna Lewisは今年、"Pink Dress"とタイトルされた4th Albumを発表。瑞々しく可愛いヴォーカルは衰えていません。望むらくは良いWriterに恵まれることを....




□ Breaking News.

□ Balligomingo 2nd Album is finishing.

>> Balligomingo has a new album (sleepthief blog.)

そんなNew-age/Trip-Hopの最後の砦とも言うべきSleepthiefから、宿命のライバル(笑)、Balligomingoの新作が完成状況にあるとの情報が齎されました。

Garrett Schwarzを中心に、Vic Levak、Jody Quineが協力して育てたBalligomingo。Sleepthiefとは、そのサウンドやFetured Vocal形式という共通点の他、その成り立ち上、アーティスト同士の横のつながりが非常に強いプロジェクトでもあります。


しかし過去にGarrettがネットで公開したサンプルを巡って、Kristy Thirskとのコラボが決裂。またKristy Thirsk側が、「ある曲」について盗作を指摘、関係は修復困難になったままです。2006年にmyspace上で製作を公表し、ヴォーカリストも明らかにするなど進展があるように見えましたが、昨年以降ニューアルバムの進捗は停滞に陥っていました。ともあれ、期待しています。