ガンベロ・ロッソ社が出しているイタリアの有名ワイン評価誌『ヴィニ・ディタリア』の最高評価スリー・グラスを獲得し、イタリア・ソムリエ協会にも最高評価されダブル・クラウン(二冠)に輝いた、スーパー・マルケと呼ばれるヴェロノージの「ロッソ・ピチェーノ・スペリオーレ“ロッジョ”2015」のマグナム・ボトルがクアトロに入荷。
ロッジョと云う名前は、イタリアの有名な詩人の書いた詩から取っているとのこと。
ロッジョとはイタリア語で「朱の、赤い」という意味で、炎のことを指します。
「夕暮れの葡萄畑にたたずむ男、その目の前には真っ赤な炎に包まれたかのような葡萄畑が広がっています・・・」
マンガ「神の雫」では、
「まるでイタリアの抜けるような青空から降り注ぐ、太陽のようなこの1本を!」
と、表現されている。
ブドウの葉に夕陽があたるエチケットのように、選ばれた畑から作られた濃厚で複雑さのあるワイン。
しかも2015ヴィンテージは、マルケの赤ワインにとっての最高のヴィンテージ。
「まるで豊四季の抜けるような青空から降り注ぐ、太陽の影にあるイタリアン“クアトロ・スタジオーネ”でこの一本を!」
ワインを極めたいと思う人に、立ちはだかるさらなる壁がワインのテイスティング。
しかし、これもコツを掴めば難しいことはない。
まずは、ワインリストから選んだワインをソムリエがボトルを見せにくるが、まず注文と違うことはないから、頷いておこう。
しかし、ここで頷くと注文は確定したようなものなので、その後の味見で交換するのは用意ではないので、その点は覚悟しよう。
いよいよ、抜栓してお金を払いそうな人にお味見をお願いしますと、グラスに少量のワインが注がれる。
ここがポイントで、請求書が回ってくるのは覚悟の上だが、どう対応したらよいかが解らないとこのテイスティングが壁になる。
そこで、コツなのだがテイスティングは、そのワインが自分の好みの温度で用意されているかを確認すれば良いと云うこと。
白ワインで、甘めのものならしっかりと冷えているかどうか。
白ワインで樽熟のものなどは、冷やしすぎていないかどうか。
赤ワインで若いワインは少し冷やしめ、偉大なワインはやや高めかどうか。
しかし、これも目安でこうでなくてはならないと云う訳ではない。
お金を払う人の好みでワインの温度をチェックしよう。
テイスティングのコツは温度を確認すること。
好みの温度でなかったら調整してもらえば良いだけだ。
もうひとつのコツとして、ワインは楽しんで飲むこと。
難しいウンチクはやり過ごし、解らない所作はどんどん聞いてみる。
さあ、クアトロで実践してみよう。
ワインを極めたいと思う人に、立ちはだかる壁のひとつがワインリスト。
レストランで、美味しい料理とワインを楽しみたいが、ワイン選びに慣れるには熟練がいる。
そこで、いくつかのポイントを伝授しよう。
まずは、自分の好みのワインを伝えられる言葉を持とう。
「白ワインで辛口ください」これだと弱い。
「樽が程よいシャルドネ」とか「柑橘系の爽やかな白ワイン」とかは、好みが伝わる。
「赤ワインで、メルロが好きです」とか「ニューワールドで面白い赤ワインを飲みたい」とかも、その人の趣味が伝わりやすい。
次に、料理との相性を大事にしよう。
ここは、ソムリエさんに素直に相談した方が良い。
繊細な魚料理でも濃厚な赤ワインを合わせるのは、料理もワインももったいないことになるし、店側も残念な表情をするものだ。
さらに、予算を伝えるのはとても大事。
ワインリストの右側にある価格で、予算に合う価格を指して「このぐらいのワインで選んでください」と相談してみよう。
デートの時などは、いくらのワインでと大きな声で言いづらいものだ。
今日はクアトロで実践してみよう。
「柑橘系の白ワインで、カルパッチョに合わせて、これぐらいの予算のワインを選んで下さい」などとクアトロの父に云ってみよう。
「そうですね、スペインのアルバリーニョかサルディニアのヴェルメンティーノかプーリアのイル・プーモなどはいかかがでしょう」などと、頼られると喜ぶクアトロの父は、そそくさと数本の選択肢を提示するでしょう。
そして、最後に決めるのはワイン道を極めようとするあなたです。