ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

師走の候~寒ブリ

2020年12月12日 | 魚の話

どのお店にもモットーとなるものがある。
クアトロのモットーは、「自分たちが納得したものをお客様に提供しよう」ということになっている。
魚を担当するクアトロ・シェフは魚市場で自分の目で確認した魚を仕入れ、納得の行く調理でお客様に提供する。
今朝、クアトロのシェフが納得したのは北海道産寒ブリ。
近年、温暖化のためか寒ブリが北海道で上がる。
ブリは九州沖で生まれ、サンマやカツオのように暖流に乗って北上し、エサが豊富なオホーツク海で育ち、また暖流とともに南下する。
脂の乗った大型ブリは、日本海の能登のあたりで今時期は陸揚げされ寒ブリとして市場に登場する。
それが、温暖化の影響か暖流が北海道に停滞し大型の立派なブリが北海道で上がる。
その北海道産極上天然ブリがクアトロに納得の入荷。
大型天然ブリならではの嫌みの無い脂は実に旨い。
ワインを担当するクアトロの父も、自分の舌で確認したワインのみをお客様に提供する。
この寒ブリに合わせる納得のワインや日本酒も用意している。
もちろんデザートと野菜の下ごしらえなどを担当するクアトロのママも同様である。
クアトロ家のモットーとなると「自分に優しく、他人には厳しく」である。

コメント
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