ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

師走のワイン道~テイスティング

2020年12月18日 | ワインの話

ワインを極めたいと思う人に、立ちはだかるさらなる壁がワインのテイスティング。
しかし、これもコツを掴めば難しいことはない。
まずは、ワインリストから選んだワインをソムリエがボトルを見せにくるが、まず注文と違うことはないから、頷いておこう。
しかし、ここで頷くと注文は確定したようなものなので、その後の味見で交換するのは用意ではないので、その点は覚悟しよう。
いよいよ、抜栓してお金を払いそうな人にお味見をお願いしますと、グラスに少量のワインが注がれる。
ここがポイントで、請求書が回ってくるのは覚悟の上だが、どう対応したらよいかが解らないとこのテイスティングが壁になる。
そこで、コツなのだがテイスティングは、そのワインが自分の好みの温度で用意されているかを確認すれば良いと云うこと。
白ワインで、甘めのものならしっかりと冷えているかどうか。
白ワインで樽熟のものなどは、冷やしすぎていないかどうか。
赤ワインで若いワインは少し冷やしめ、偉大なワインはやや高めかどうか。
しかし、これも目安でこうでなくてはならないと云う訳ではない。
お金を払う人の好みでワインの温度をチェックしよう。
テイスティングのコツは温度を確認すること。
好みの温度でなかったら調整してもらえば良いだけだ。
もうひとつのコツとして、ワインは楽しんで飲むこと。
難しいウンチクはやり過ごし、解らない所作はどんどん聞いてみる。
さあ、クアトロで実践してみよう。


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