ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

裸になって何が悪い

2009年05月26日 | ワインの話

Photo クアトロは遂にどぶろくにまで手を出した。
どぶろくと云うと密造酒と思えるが、この“十富禄酒”は千葉の酒蔵・東薫が造ったものである。
どぶろくの自家消費については裁判にもなっている。個人で楽しむためにどぶろくを自家製造して何が悪いというものだったが、裁決はお酒たるものは納税されなければならないから、自家消費でもお酒を無税で造ってはいけないということだ。
酔っぱらうには納税が必要だということである。
“十富禄酒”は、税金が払われているので、安心して酔ってもよい。
まだ酒米の粒が残り、麹の甘みと酵母が醸す乳酸菌と炭酸ガスの酸味が爽やかでとても飲みやすい。
気付いたら飲み過ぎて、近所の公園で
「裸になって何が悪い、税金は払っているぞ」
と叫びそうなお酒である。
そのためか、「ご注意」と書かれた赤い紙が付いている。

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麦わらイサキ

2009年05月25日 | 映画の話

Photo 昨日につづく
司会者「さて、答えは絞られました、ファイナルアンサーはどっち」
男「決めました、Cのシャルドネでお願いします」
なんとか正解した男はさらに次の問題へと進む。
「今日もクアトロには美味しそうな魚が色々と入荷しています、中でもイサキは今頃梅雨時から初夏にかけてのものは特別に美味しく“麦わらイサキ”と呼びます」
「『母さん、僕のあの麦わらイサキ、どうしたんでせうね? ええ、クアトロで注文したあの麦わらイサキのカルパッチョですよ』と云うセリフと♪Mama,Do you remember♪という主題歌がヒットした映画がありました」
「子供には20年早いとお母さんが全部食べてしまった麦わらイサキのカルパッチョの話でした」
「さてこの映画のタイトルはどれでしょう」
A-イサキの証明
B-人間の証明
C-マンマミーア
D-そんな映画は無い
男「・・・」
男はこの難問に頭を抱えている。
皆さんも、クアトロでイサキのカルパッチョとカヴァかシャルドネでも飲みながらじっくりと考えよう。

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フィフティー・フィフティー

2009年05月24日 | ワインの話

Photo 昨日につづく
司会者「答えはAのバカでいいんですね、もう後戻りは出来ません、この小切手は破ってしまいました」
司会者「もう一度だけ聞きます、答えはAでファイナルアンサー」
男「うーんと、やっぱりBにします、今朝方カバがあくびをしている夢をみたんで」
訳の解らない理由でBのカヴァに回答を変えた男は運良く正解した。
そう、“1+1=3”のような瓶内二次発酵を行うスペイン・カタルーニャ地区のスパークリングワインをカヴァと呼ぶのだ。間違ってレストランなどでバカ下さいとかいうと店の人はビックリすることでしょう。
夢のお陰で正解した青年は、調子に乗って次の問題に挑戦するのだった。
「今時期のように凌ぎやすい季節になると、スパゲッティ・カルボナーラのような濃厚な味わいのパスタを食べたくなるものです、実際5月はカルボナーラが良く売れているというクアトロの証言があります」
「カルボナーラとしっかりとしたボディのブルゴーニュの白ワインでもいただくと最高にハッピーでしょう」
「ブルゴーニュのワインは胴が太くてなで肩のビンに入っていますが、このブルゴーニュで主に使用される白ワイン用のブドウは次の内どれでしょう」
A-ソーヴィニヨン・ブラン
B-リースリング
C-シャルドネ
D-クアトロママ
男「ボディがしっかりしていて胴が太くてなで肩か、難しいな」
男「フィフティー・フィフティーを使いたいと思います」
司会者「解りました」
AとBが消えた。
男は迷っている。正解はどっちだ。

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スラム豊四季$ミリオネア

2009年05月23日 | ワインの話

Photo インドのスラムで育ち教育も受けていない青年が次々と難問を解いて行く。
A-インチキをした
B-答えを知っていた
C-実は天才だった
D-運命だった
「ファイナル・アンサー」
そんなオープニングのタイトル・バックで始まる映画「スラムドック$ミリオネア」は、感動的な作品であった。
豊四季のスラムを脱出すべくミリオネアに挑む男もいた。
司会者「“1+1=3”という名前のスペインのスパークリングワインがあるが、このワインは幻のブドウを造るというワイナリーとスパークリングワイン醸造のトップメーカーであるワイナリーが力を合わせ、1+1=3以上の感動的なワインを造りたいという意志から名付けられたワインである」
司会者「事実そのワインの評価はすこぶる高いのだが、さてこの“1+1=3”というスパークリングワインは何というワインの仲間だろう」
A-バカ
B-カヴァ
C-マヌケ
D-アンポンタン
司会者「答えられますか」
男「ライフラインを使います」
豊四季のスラムの男は探し求めていた彼女に電話をする。
男『1+1=3はなんだと思う?』
彼女『1+1=3ですってバカじゃないの』
男「解りました、Aのバカです」
司会者「ファイナルアンサー」
男「うーーー、ファイナルアンサー」
男は正解して、豊四季のスラムを出られるのだろうか。

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ダーティ・ハリー/クアトロ

2009年05月22日 | 映画の話

Photo 「ターティ・ハリー」のオープニング。クリント・イーストウッド演じるキャラハン刑事がマグナムを両手で構えて向かってくる車に照準を合わせる。その立ち姿を下からのアングルでカメラが捕らえている。このシーンはカッコよくて忘れられない。
その他の作品でもイーストウッドの立ち姿のショットは彼の決めポーズである。「グラン・トリノ」にもいくつか使われている。イーストウッド・ファンにはこの映画の彼の立ち姿を見るだけで、おおあの映画のあのシーンに似ているとか思えてたまらないのだ。
さらにクアトロの父の印象に残る「ダーティ・ハリー」でのシーン。
銀行強盗と撃ち合いになり、ついに犯人を追いつめ、マグナムを犯人の頭に突きつけるキャラハン。
「考えてるな、弾が残ってるかどうか、撃ちまくって俺にもわからん、だがこれは特製の大型拳銃だ、脳ミソが吹っ飛ぶ、それでも賭けてみるつもりか」
犯人はびびって降参するのだった。
昨日のクアトロ。
天然のブリを解体しているシェフ、思わずのぞき込む小さなお客様。
「考えてるな、美味しいかどうか、これは脂の乗りが程よい天然のブリだ、お前が食べるには20年早いぜ、それでも食べてみるか」
小さなお客様は、ペロリと平らげるのだった。
「もっと、欲しいよ」
今日もマグナムな美味しさの天然ブリあります。

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