「ターティ・ハリー」のオープニング。クリント・イーストウッド演じるキャラハン刑事がマグナムを両手で構えて向かってくる車に照準を合わせる。その立ち姿を下からのアングルでカメラが捕らえている。このシーンはカッコよくて忘れられない。
その他の作品でもイーストウッドの立ち姿のショットは彼の決めポーズである。「グラン・トリノ」にもいくつか使われている。イーストウッド・ファンにはこの映画の彼の立ち姿を見るだけで、おおあの映画のあのシーンに似ているとか思えてたまらないのだ。
さらにクアトロの父の印象に残る「ダーティ・ハリー」でのシーン。
銀行強盗と撃ち合いになり、ついに犯人を追いつめ、マグナムを犯人の頭に突きつけるキャラハン。
「考えてるな、弾が残ってるかどうか、撃ちまくって俺にもわからん、だがこれは特製の大型拳銃だ、脳ミソが吹っ飛ぶ、それでも賭けてみるつもりか」
犯人はびびって降参するのだった。
昨日のクアトロ。
天然のブリを解体しているシェフ、思わずのぞき込む小さなお客様。
「考えてるな、美味しいかどうか、これは脂の乗りが程よい天然のブリだ、お前が食べるには20年早いぜ、それでも食べてみるか」
小さなお客様は、ペロリと平らげるのだった。
「もっと、欲しいよ」
今日もマグナムな美味しさの天然ブリあります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます