ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

王様と私

2008年10月26日 | ワインの話

Photo 11月8日は“クアトロの父思い出のワイン”をグラス売りでご紹介します。スーパートスカーナと呼ばれるワインに心を開いたきっかけのワインをお客様と一緒に再確認したいと思っています。
スーパートスカーナと出会う以前の話だが、イタリアワインの王様と云われるバローロなるものがあった。M物産が輸入しているものなどだが、価格は確かに王様格だったが、クアトロの父には美味しいワインとは思えなかった。鴨のオレンジ煮とは最高の相性なのだとか、リゼルバともなると素晴らしいのだとか紹介され、実際に鴨のオレンジ煮とバローロ・リゼルバを試したこともあるが感動は無かった。しかし、当時のクアトロの父はそれを発言する自信がなかった。王様は裸でも、純粋無垢な少年では無かったクアトロの父は「王様は裸だ」とは云えなかった。
今思うと当時のバローロの品質には問題があったと思う。現在のバローロは優れた新鋭の作り手が現れ、ワインの王様の輝きをみせている。
そのバローロはランゲ地方のバローロ村でネッピオーロというブドウ100%で作られたものだ。バローロ村以外のものは、ランゲ・ネッピオーロと呼ばれる。このランゲ・ネッピオーロでも素晴らしいものはあるものである。
クアトロ新着ワイン「ペリーサ・ランゲ・ネッピオーロ1997」はいかがだろう。これはクアトロの父思い出のワイン・北イタリア編なのである。グラスワインで¥800での発売である。

コメント (1)
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