マダガスカル産の製菓用チョコがクアトロに紹介された。早速クアトロではチョコムースの試作が始まった。
クアトロの父とママの共同作業である。とは云え、父は遠慮がちながら口を出すだけで、実際に作るのはママである。
「こうやってああやればいいんだよ」と父
「わかってます」とママ
「生クリームは七分立てで、メレンゲはしっかりと」
「わかってるわよ、メレンゲはこの堅さじゃないとだめよ」
かたわらでヒマそうにしているシェフは、
「まあまあ喧嘩しないで」
という訳で、美味しいチョコムースが出来ました。
ところで、マダガスカルって何処にあるのだろう。
アフリカではあるのだが、アフリカ大陸にくっついたような島国である。中国の隣にある日本のような位置だ。日本よりも大きな島国だが、人工密度は日本の十分の一以下である。
自然に恵まれた国であることは間違いなさそうである。このマダガスカルのカカオの評価は世界的にとても高い。マダガスカル本国で鮮度の良いカカオから加工された製菓用チョコを素材に、クアトロの総力を挙げた新作デザート・チョコムースを本日はご賞味いただける。
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