ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

着信アリ

2008年09月07日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo 広告の効果などで新規のお客様も多い。解りづらい場所にあるクアトロにはお店の場所の問い合わせも多い。レストランの善し悪しは予約時の電話の対応で想像のつくものである。電話の応対には配慮しなくてはならない。
今日もお昼の忙しい最中に電話がかかった。
「お電話ありがとうございます、クアトロです」
仕事に追われていることを感じさせないように気をつけるクアトロの父だ。
「お宅へ行く道が解らないんだけど」
「今どちらにいらっしゃいますか」
「さあ、どこかしら」
話が長くなりそうである。
それでも何とか豊四季の“ファッションセンターしまむら”まで誘導出来た。
「しまむらの駐車場の向かい側にクアトロはあります、ラーメン屋さんの黄色いテントが目立ちますがその隣です」
「そこら辺に大きなスーパーがあるわね」
何とか理解して貰えたようである。店内のお客様を長時間置き去りにするという犠牲を払った甲斐はあったのだろうか。その後に信じられない言葉が発せられるのだった。それは、CMのあと、

※クアトロからのCM---------------------
今日もクアトロは美味しいものが充実しています。
魚だったらこの時期にはとても美味しい青森産あやめカサゴ。
大好評ウニのムースもご用意しております。
新着チーズはスペイン・イタリア・フランス・アイルランド・オランダから選り抜きのものが揃いました。
ワインもブルゴーニュのシャルドネ、カリフォルニアのジンファンデル、ドイツのリースリングなど「最高に美味しい」が揃ってますよ、Kさん。
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「そこら辺に大きなスーパーがあるわね」
「はい、ベルクスさんですね」
「でも、そんなとこにアオゲラあったかしら」
「あのーうちはクアトロですけど」
「間違えたわ」
プチッ(クアトロの父の血管が切れた音ではありません、電話が切れた音です)

コメント (1)
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