ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ホンマグロよ永遠に

2008年06月09日 | 魚の話

Photo ボンドは、お気楽にヒラメや特大ムール貝をクアトロに食べにきているわけではなかった。彼の任務は、海のダイヤモンドであるマグロの謎を解明することだった。
ボンドは、美味しいマグロがクアトロに入荷するという情報をつかんでいたのだ。
そして今朝、密かにクアトロに運ばれたマグロをボンドは見逃さなかった。そのマグロは、緑の紙に包まれクアトロのシェフの手でクアトロに運び込まれた。
ボンドは、Qに託された秘密兵器を使い、クアトロのシェフとクアトロの父のやりとりを盗聴するのだった。聞いてくれれば教えてあげたのに、素直ではないボンドである。
(シェフ)「境港で上がった近海の本マグロだよ」
(父)「この時期だから、チュウボウの分類だろうね」
(シェフ)「いやあ高かったんだけど、脂の入り具合に惚れ惚れしちゃって買っちゃったよ」
(シェフ)「色々美味しいと云われるマグロはあるけれど、一度も冷凍されない近海の天然の生の本マグロ、これが最高に旨いね」
その後、二人はこのマグロを味見している。
(父)「いやあ、ほんとに旨い」
ボンドはMに報告することだろう。美味しいマグロの符号は、近海・天然・生・本まぐろなのだと。

コメント
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