元気な豚

今日は、近所に新しく出来た元気な豚を使った料理のお店へ行った。フランチャイズのお店である。マニュアル化の徹底されたお店だ。僕はどうもこの手のお店が苦手だ。
結局は、料理も人もマニュアル通りにはいかず、チグハグになる。料理の落ち着くところは、まずくはない料理になる。サービスも、悪くはない程度のサービスになる。
テーブルに着くと必ず「まずお飲み物は何になさいますか」『先に料理を決めてから飲むものを合わせたいのに』
料理の出来上がる速度がおかしい。手のかかりそうな複雑な工程のものは、早く出来る。お刺身などは、作り置きが出来ないから時間がかかる。食べる方は、食べ方、飲み方の計算が難しくなる。
サービスもアルバイトの若い子たちで、マニュアルに無いことを云われるとすぐにパニクってしまう。「一味ください」『イチミって何だ、悪い奴の集まりか』おろおろとしたバイトくんがかわいそうだった。社員に聞きに行く。「鍋の時にもっていくやつだよ、バカ」とやられている。
元気な豚のお店は、元気のない人が多かった。