ピアノは、一人でオーケストラが出来る楽器と言われています。ピアノ一台のために書かれたピアノ曲であっても、ここのフレーズはトランペットのように、ここのところはティンパニのようにここはチェロのようにと、変幻自在、色んな弾き方ができるのがピアノという楽器の特徴です。
逆にいうと、ピアノ一台のために書かれたピアノ曲について、その中のいろいろなフレーズを、ここはオーケストラに編曲し直すとしたらどの楽器を使うといいかしら、と考えてみることは、その曲の解釈を深める上で、とても意味のあることです。
曲の流れに沿って、ある部分をどの楽器が鳴っているか、どの楽器を想定して弾くか、色々考えながら弾いていくと、演奏が平坦なものから立体的なものへと変わっていきます。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスなどの弦楽器、フルート、トランペット、オーボエ、クラリネット、ホルンなどの管楽器。ティンパニ、シンバルからトライアングルまでのパーカッション、そして時にはハープなども。こんないろいろな楽器の音を想像しながらピアノを弾いていく。なんてわくわくすることか・・・。
昨日はグループUNOの合同練習会で、京都大学を経て芸大に入り直して指揮者になったという森口先生にレッスンしていただきました。いかにも指揮者らしい、ピアノの専門家とは違う観点から、とてもためになるアドバイスをたくさんいただきました。
ピアノをオーケストラに置き換えて表現をするということ、いつのまにかすっかり忘れていたなあ・・・
色とりどりの音たち。質感も違う。持っている楽器の特徴が違う。それをピアノに移し直して弾く。一音一音を歌う。響かせる。たくさんの発見や再確認ができる楽しくてとても勉強になるレッスンでした。ここで学んだことを早速私の教室で生徒たちにも還元しなくちゃ!
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ピアノをオーケストラに置き換えて表現をするということ、いつのまにかすっかり忘れていたなあ・・・
色とりどりの音たち。質感も違う。持っている楽器の特徴が違う。それをピアノに移し直して弾く。一音一音を歌う。響かせる。たくさんの発見や再確認ができる楽しくてとても勉強になるレッスンでした。ここで学んだことを早速私の教室で生徒たちにも還元しなくちゃ!
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