昨夜テレビでボクシングの元世界チャンピオン輪島 功一さんの特集をやっていました。私はボクシングはあまり興味が無いので輪島選手のことは名前くらいは聞いたことあるなあという程度でした。こういうのが大好きな夫が真剣に観てるので、ついつい私も一緒に最後まで観てしまいました。そしたら、この番組、とっても面白かったです。
輪島選手は世界チャンピオンになるくらいの人ですから、現役の頃はものすごく練習する人だったそうです。ただ、それは他の誰でもやること。輪島選手が違っていたのはその練習に「頭」を使っていたことだそうです。
例えば、輪島選手はサンドバッグを打つ練習をしているとき、空振りするんだそうです。相手はサンドバッグなのに空振り! 不思議に思ったトレーナーがなんで空振りするのかと尋ねたところ、「馬鹿だな、本番で空振りしないってことなんかあるか? 空振りした後の打ち方を練習しとんくんだ!」と答えたそうです。
さらに、輪島選手は「カエル跳び」とか、相手を惑わす独特な動きでファンを沸かせましたが、それは対戦相手と比べてリーチ(両腕を広げた時の長さ)が短いという弱点を克服するために、「ありとあらゆること(工夫)をやった」ことのひとつだというのです。
こうして人一倍の工夫と努力を重ねて練習に励んだ輪島選手が、いざ本番に臨む時に一番大事なのは「勇気」だと断言します。最後の最後まで立ち向かう。たとえノックアウトされても自分で納得できなければ(悔いが残るようであれば)、再挑戦する。再挑戦には勇気がいります。それでも輪島選手は「また負けるんじゃないか」という恐怖を克服して、勇気をもって、リングに向かったのです。
本番に臨む自分の姿を重ね合わせて、思わず見入ってしまいました。あんなに練習してあんなにちゃんと弾けていたのに・・・。結果がよくないと、もう次回ステージに立つのが怖くなります。またあのようなことになるのではないか、また失敗するのではないかと。でも、もう一度工夫して、弱点を克服して、練習して、再びステージに向かう勇気。この勇気を持って本番に臨む。リングの上もステージの上も一緒だなあと思いました。
輪島さんのジムには「練習は根性、試合は勇気!」という標語が書いてあります。私は「練習は工夫、本番は勇気!」、これだと思っています。
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輪島選手は世界チャンピオンになるくらいの人ですから、現役の頃はものすごく練習する人だったそうです。ただ、それは他の誰でもやること。輪島選手が違っていたのはその練習に「頭」を使っていたことだそうです。
例えば、輪島選手はサンドバッグを打つ練習をしているとき、空振りするんだそうです。相手はサンドバッグなのに空振り! 不思議に思ったトレーナーがなんで空振りするのかと尋ねたところ、「馬鹿だな、本番で空振りしないってことなんかあるか? 空振りした後の打ち方を練習しとんくんだ!」と答えたそうです。
さらに、輪島選手は「カエル跳び」とか、相手を惑わす独特な動きでファンを沸かせましたが、それは対戦相手と比べてリーチ(両腕を広げた時の長さ)が短いという弱点を克服するために、「ありとあらゆること(工夫)をやった」ことのひとつだというのです。
こうして人一倍の工夫と努力を重ねて練習に励んだ輪島選手が、いざ本番に臨む時に一番大事なのは「勇気」だと断言します。最後の最後まで立ち向かう。たとえノックアウトされても自分で納得できなければ(悔いが残るようであれば)、再挑戦する。再挑戦には勇気がいります。それでも輪島選手は「また負けるんじゃないか」という恐怖を克服して、勇気をもって、リングに向かったのです。
本番に臨む自分の姿を重ね合わせて、思わず見入ってしまいました。あんなに練習してあんなにちゃんと弾けていたのに・・・。結果がよくないと、もう次回ステージに立つのが怖くなります。またあのようなことになるのではないか、また失敗するのではないかと。でも、もう一度工夫して、弱点を克服して、練習して、再びステージに向かう勇気。この勇気を持って本番に臨む。リングの上もステージの上も一緒だなあと思いました。
輪島さんのジムには「練習は根性、試合は勇気!」という標語が書いてあります。私は「練習は工夫、本番は勇気!」、これだと思っています。
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