ＣＤを聴く

昨日は一日お休みの日でした。少しだけ予定変更の埋め合わせレッスンとコンクール直前レッスンがありましたが、それ以外は一日中のんびりとゆっくり過ごしました。

家の整理整頓をして気持ちよくなったあとは、ずっとＣＤで音楽を聴いていました。これまで自分の練習に明け暮れてアウトプットばかりが先行していたので久しぶりにインプットの時間。じっくりＣＤを聴きながら時を過ごしました。

まずはカラヤンの指揮で名曲のアダージョだけを抜粋したＣＤ、その名も「アダージョ」。

アメリカで買った古いＣＤですが、やはり久しぶりに聴くといいですね。中でもアルビノーニのアダージョは、あまりにも悲しくて胸が締めつけられそうでした。続いてシフのバッハ、ファジルサイのベートーヴェンなど、あれこれ思いつくまま好き勝手に聴いて何だか贅沢な時間でした。普段はＣＤを聴くといえば自分の演奏や生徒の練習のために「勉強」として聴くことの方が多くなってきています。こうした目的をもった聴き方ばかりではいけませんね。やはり音楽というのはゆったりと落ち着いて流れに身を任せるようにして聴くのが一番です。

もうひとつ風邪が治りきれない午後に、こんな風に家でゆっくり過ごせる時間が持てた事に幸せを感じました。

今日は3月11日。被災された皆様へ心から祈りを捧げます。そして自分は足元を見つめ、できることをやる。さあ、今日からまたいつもの月曜日です。張り切っていきましょう。

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