Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

まだまだインドーアライフ

2016-03-31 | 生活
さていよいよアウトドーアライフと思ったが、強い陽射しの合間にシャワーが続く。亜熱帯にいるようだ。夏タイヤへの交換の予約を早めに設定しておいて本当に良かった。

天候もあるが、いろいろと溜まっている情報も書き留めておかなければ忘れる。モーツァルトの「新曲」についてはサリエリとの友情関係で書いたと思うが、ヘンデルの未知の楽譜もでてきて、発見したトン・コープマンが既知の曲を補う形で録音を済ましている。指揮者コープマンといえば、バッハのマルコス受難曲の再生で有名だが、バッハのマルコス受難曲も既に四五種類の録音が出ているようである。また、ヨハネス受難曲もルネ・ヤコブスが1725年の復活祭版と1724年のニコライ教会版の二種類を同時に録音して話題となっている。それにしても復活祭が終わった後で新聞はこうしたものを記事にしていても誰も見向きもしないのではなかろうか?

先ごろ注文したCDが届いた。今回の落穂ひろいは割高になったが最近の注文の中ではかなり価値がありそうな内容となった。まだ鳴らしていないが「マイスタージンガー」は、ヘラクレスザールとバイエルン放送局の管弦楽団のホームであるステゥディオ1を使っていて、どのように使い分けているのだろうか。あり得るのは合唱が加わるかないかでの選択ではないだろうか。サヴァリッシュ監督の退任の御褒美として本人にとっても生涯で最も高価で大きな制作だったに違いない。その他のプロコフィエフも1990年代のアシュケナージのスイス録音である。デジタルソロ録音は持っていなかったのでそのピアノの音色が楽しみだ。

楽劇「マイスタージンガー」も追々と勉強しておかないといけない。先ずはフェリックス・モットル編集版の総譜をDLした。モットルといえば作曲家ブルックナーの弟子で「指輪」初演などにアシスタントとして関わっている指揮者としても有名だが、「トリスタン」を数多く演奏していて、ミュンヘンで監督としてそれの100回目の指揮中に亡くなっている。その譜面を見るとその指揮ぶりも浮かぶだろうか?少なくとも編曲は有名なようだ。

そもそもヴァークナーの楽劇は長大であることもありそれを具に観察していくには時間が掛かる。それ故に出来るだけ深入りしないでいたのだが、これまた重要な創作なので仕方がない。学べば学ぶほど音楽の勉強にはなるのだが、これまた作曲の課題も作品ごとに変わっているので中々飽きさせないために余計に厄介なのだ。

久しぶりにワークステーションのアップデートを完了させた。XPの方はアップデートが無いので早いが、LINUXは一時間ほど時間が掛かっていた。今年はどれほど使うのか、それともノートブックを上手に併用していくのかは分からない。雑音や電気代のことを考えるとノートブックを使いこなしたいのだが、さてどうなるだろうか。その為には電源アダプターをもう一つ欲しい。アダプターを毎日のように動かすのが億劫だからだ。調べると対応製品が22ユーロであった。日本でも2200円ほどなのでこれで十分だろうか。上手く使えば電気代で取り返せるかもしれない。暖かくなったといっても陽が陰ると肌寒い。この時期にこそノートブックを移動させることが多くなる。早速窓の隙間パッキングゴムと一緒に発注した。



参照:
滑稽な独善と白けの感性 [ 歴史・時事 ] / 2005-03-10
楽のないマルコ受難曲評I(14.1-14.11) [ 暦 ] / 2005-03-22
楽のないマルコ受難曲評II(14.18-14.44) [ 暦 ] / 2005-03-24
楽のないマルコ受難曲評III(14.45-14.72) [ 暦 ] / 2005-03-25
楽のないマルコ受難曲評IV(15.14-15.47) [ 暦 ] / 2005-03-26
ヨハネ受難曲への視点  2014-04-19 | 音
市場規模縮小が激しい中 2016-03-27 | マスメディア批評

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