Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

機会均等への社会的判断

2024-07-17 | マスメディア批評
一走りから帰宅への車中。SWR交響楽団の次期音楽監督ロート氏との契約の履行の決定が報じられた。そして文化局長のアンケ・マイ女史が答える。まず最初に、フランスで報じられた事件のようなことはSWR内部では断じて許されない。現在までには問題がなかったとの調査結果 — 嘗て長らく合弁前のSWF交響楽団時の見解は以下の決定過程に繋がるかもしれない。同時にその役割と昨日から楽団との信頼関係なくしては任務が履行されえない。そこから防止策として、指揮者・楽団、客演ソリスツなどに適用される基準が設定された。それを話すマイ女史も楽団のマネージャーと共に自ら監視する責任を負う。

今回の判断には公共放送局として、ケルンでは顧みられなかった、多様化の中での差別のない機会均等の権利を尊重するという社会的な使命がある。つまり本人も過去の誤りを認めていて、そして新たに適用される基準に同意していることから、もう一度機会を与えられてしかるべきだという判断。また同時に芸術創造の場、つまり感情的な親近感などの無いところでは仕事が実らないという特殊性もあって、お互いの信頼感を構築する為には基準の中で試してみるしかないというのである。

こうした判断に至る経過には既に言及した様に過去の楽団からの楽員などの支持も少なくはなかったということで、即ち楽団内にも批判もある一方今後音楽をする環境にはあるということらしい。そしてその決断が社会的に批判を受けてということになるかもしれないが、前任者の時と同じく、楽団と指揮者が何を芸術的に示せるかというSWRの主張となる。

指揮者ロートへの個人的批判点が今回のことでより明白化されることで、音楽的にも明晰化されるのではないかと期待する。舞台上や裏そして会場の受け止められ方は分からないが、最終的には芸術的な評価の如何でしかない。

スチールブラシでゴリゴリやった。昔何かに使ったことがあると思うが自分で購入して使うのは初めてだった。銀色の固い方でごしごしやったが、思っていた様に表面の痘痕が落ちるほどの効果はなかった。だから紙やすりで擦る必要はあった。回りの鱗が少し落ちる感じは悪くない。二種類の柔らかい方を使う必要は無く、やすりで表面を滑らかにするだけで十分だった。

そこで走りに行く予定だったが、まだ陽が高く摂氏30度に近かったので、断念して錆落としの薬品をピンセルで塗ることにした。念のために両方の後輪タイヤには布を掛けて保護した。

細いピンセルを使ったので最小量を満遍なく塗布するに終ったが、少なくとも削った錆の粉などはこれで綺麗に落ちる筈だ。12時間待つので、朝一番に車を動かして走ることで、又一日車を停めておくことが可能となる。上手く行くとその間に塗料も配達されてスプレー塗布も可能となるかもしれない。

念のために下塗りの材料を再検査すると3CM以上の量があり、下に溜まっているピグメントを掻きまわして溶かすと、先ずは一通りは塗れるような気がした。錆び落とした場所も深くはなく薄く濃く塗ることが重要である。痘痕を如何に平らに塗るかだけである。大きな刷毛で塗ってから、クレディットカードのようなものをヘラにして表面を平らにするしかない。



参照:
SWR hält an François-Xavier Roth fest, Anke Mai, 16.07.2024 vom SWR2
隈も何もない浅墓さ 2024-05-25 | SNS・BLOG研究
週末の小片付けもの 2024-07-15 | 音

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