Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

白板で束縛される

2024-07-13 | 雑感
錆落としの液が届いた。思ったよりも小瓶だった。説明書を見ると、先ずブラシと紙やすりで掃除して、ピンセルで塗って、12時間とある。ブラシが届くのが月曜日となると、早くても下地を塗るのは火曜日以降となる。下地を乾かして仕舞えばラッカーを塗るのは何時でもいい。まだ大分剥がしたがまだそことは別に瘡蓋が被ったところはあるが、それは今回はやらない。最後までもってくれると思う。月曜のあとの水曜日にはまた車を動かせるだろう。下地の残りを刷毛一本でざっくりと塗り了えれれば先ずは成功だろう。

久しぶりにモニターの後ろ側の壁を整理した。白板を置いてから四半世紀になるが、その後のPCをドッキングステーション化したので、大きなモニターの後ろ側に隠される形になっていて、長く有効利用が出来ていなかった。今回、白板の下縁をモニターの上に下まで上げたので、ピンボート以外にもボードとしても使えるようになった。これでYouTube配信が可能になるか ― 実はもっと大きな白板が架かってはいる。机の前なので主に電話時などのメモに使いやすい。元々はその為に設置したのだった。

就寝前に蚊が飛んできたので、金鳥を燻した。神経ガスで睡眠の質が変わる。涼し目だったので寝室を閉め切れたのも違うだろう。就寝前の目薬で全20回程は点している。二滴づつで40液ぐらいか。どうも眼精疲労に効果が出てきた感じである。眼の隈も質が変わってきている。全体の六分の一ぐらいの消費なので、半分ぐらい即ち月末ぐらいには結論が出せるかと思う。決して重篤な訳ではなかったが少しでも健康に感じるようになるのは素晴らしいことだ。

彼の楽聖ベートーヴェンでも晩年の弦楽四重奏曲イ短調作品132の緩徐楽章において、「聖なる回復への神への感謝」と題してリディア音階で印象深い音楽を書いている。如何に肉体的な束縛から人も逃げられないかが芸術音楽によって語られることになる。

新車のヴィデオなどを観ていたら気になることが出て来た。トランクの自動開閉の件で、それがついていない仕様の試乗ヴィデオで初めて観たからだ。発注した車にもついていると思い込んでいたからだ。そのオプションはつけていないことが分かった。理由は宣伝文句が両手が塞がっても足のキックで開けれるとあったからだ。そのようなものは必要がないが、閉める時に腕を使わないでいいのは嬉しい。そしてその開閉と先日言及したキーの代わりにアップルウォッチが使える機構も同じオプションに含まれていた。全部合わせて税抜きで1500ユーロなので可也高価である。

そしてこうしてその価値があるかどうかを再吟味できた。どうしても必要ならばまだ発注は可能だ。しかし、断念も可能である。トランクルームは手動としても、開閉をどうするか。スマートフォーンなどにコードを入れることは安全性を強化はしないだろう。コードを読み取る可能性は増える。そこから推測すると、鍵がなくてもコードを盗んで車を盗めるということは、鍵がなくても動かせるということでもある。コードを盗むシステムは比較的容易に入手可能と書いてあった。本鍵を持参していて、そのコードを読み取って、アプリケーションで肩代わりすることはそれほど難しくない。本鍵がなければ動かないこ方が安全である。

車のデザインモデルによってはそれらを全てパックにして比較的安く提供している。しかし敢えてそれを選定しなかった。その結果がどうなるか。お仕着せは嫌いなので、こちらの思う通りにオーダーできることに価値を見出す。必要のない機能はつけたくない。



参照:
使い切るべきその価値 2024-07-06 | テクニック
漆黒でも冴えない星 2024-07-11 | 雑感

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