日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

ボブ・ディランのノーベル賞

2016-10-16 20:36:32 | 日々・音楽・BOOK

ボブ・ディラン30周年記念コンサートのライブ、2枚組のCDを音を小さくして味わいながら、松山英樹が見事に優勝したゴルフ`日本オープン`をTVで観て、スクラップした朝日新聞の記事に眼を向けてこの一文を起稿している。我、三役同時。これではそのどれもに集中できないが、日曜日の僕にはよくあること、表を見遣ると夕陽に染まり始めた秋雲の色が味わい深い。

「ノーベル文学賞」をとったボブ・ディラン。14日の新聞では3面に渡って写真入の様々なタイトル。
「風に吹かれて」「時代は変わる」「偉大な詩人」。
「風に吹かれて快挙」「すさまじい詞」「未踏の領域」「意外な視点」。
そして「吟遊詩人ディランおめでとう」。
世界各国の文学者から異論・賛否があるとも記載されているが、ボブ・ディランは僕とは同世代、時代を共有しているとの実感が僕のどこかに内在していることに思い至った。

紹介文には、ロック、フォーク界のカリスマ的存在とも記されているが、僕は一回り年上のピート・シーガーにも惹かれていて、アルバム`Where have All the Flowsrs Gone`を繰り返し、繰り返し愛聴している。唄い方もテーマも違うがどこかに同じく反骨の心根が感じ取れて、僕の生き方の指針にもなっているような気がする。

<表記のボブ・ディランの写真 playlist:the very best of series より>