日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

伊勢原の「豆穂」でハードリカーを味わい喜ぶ

2015-04-04 21:12:17 | 愛しいもの

きっかけは一週間ほど前にこのブログで書いた「ニッカの樽」、そのコメントでのやり取りだった。
ニッカの「竹鶴」は高価で手が出ないので、安価になった嘗ての高嶺の花「ジョニ黒」を味わっているとの一文への返信。若き(と言ってもそれなりの歳・笑)朋友南野さんから、久し振りに「豆穂」で一杯やりましょうと言うメッセージである。

ドアを開けてアッと思った。
1年か1年半ほど前に、南野さんに連れられて来たことのある店。そしてハードリカー(洋酒)に真摯なマスターを懐かしく思い出した。そして、ハードリカーというマスターのコレクション・こだわりが、ISLAY(アイレイ)だということに気がついた。
ボウモアでもラフロイグでもボトルを見ると、時折手に入れて僕が味わうものとちょっと違う。ラベルが違う。普通のルートでは手に入らない希少なボトル。常連の南野さんがため息をついている。

僕がはじめて見るIchiro`sMalt、「秩父」という国産ブランドがある。
製品が少ないので普通では手に入らない。呑んでみようということになった。それがまたなんとも味わい深いのだ。バックグランドミュージックをJAZZにしてもらった。アイレイとJAZZ、マスターの微笑み、僕たちが喜ぶことを喜ぶそういうマスターを見て僕たち二人もまた喜ぶ。

<写真豆穂にて・マスターから写真掲載のOKをもらいました>