日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

好天に恵まれる北海道へ→おばあちゃん家へ

2013-06-21 05:20:44 | 建築・風景
今朝から北海道。
連載している「建築家模様」のために倉本龍彦さんに、ニセコの「おばあちゃんの家」などを案内していただいて写真を撮り、何故この地にこのような建築を建てたのかなどなど、話をお聞きする。

例年の小樽のプレスカフェでの食事は、特製の「オムレツ」だそうな!ターマスが手ぐすねを惹いて待ってるよ、とは、案内してくれるMOROさんの一言だ。

札幌市大の羽深教授から札幌に来るのなら、院生と学部の4年生に授業をして欲しいと頼まれた。
建築家模様の裏話(秘話)を題材にし、地方都市で活躍している建築家の実像に触れて実感している「建築と風土」をテーマにして話すつもり。
タイトルは「時代と風土のなかでの『建築家模様』。「建築家とは誰か」ということになるのかもしれない。30分ほどの時間を取った院生とやり取りが楽しみだ。

そしてなんと、羽深教授が主催している「北の国の民家の会」で、土佐の高知から「山本長水」さんを招いて講演してもらうのでそこに列席して欲しい、更にその後の懇親会にも誘われた。建築家模様に登場いただいた長水さんに久し振りに会える。それも札幌で!
出かけると思いがけないことが起こるものだ。
上遠野邸にも伺うが、電話をした上遠野克さんから昨日倉本さんに会ってきましたよ!と言われ、今日お会いする倉本さんとの縁も感じる。

<写真:「おばあちゃん家(ち)」。 倉本さんの「おばあちゃん家」を案内してもらうためにニセコに行った。建ててから40年を経て世代も変わり、室内の一部をテラスにするなど使いやすくするためにコンパクトにする改修工事の最中だが、その計画を聞いているうちに、僕自身の夢が膨らみ、出来上がったら空間構成の妙を味わいたいものだと思ったものだ。植えた白樺の樹が育ち、周辺の様が一変していることもわかり、その経緯も興味深い:帰郷した7月26日記>