光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

夏草

2008-07-27 18:39:27 | 植物・花(夏)
  雨が降りそうになる時間は、予報だと午後の1時半。それよりも早く、その雨が降り出すような感じがあって、ちょうど正午という時間からすこしたって、外に出てみた。暑いのは暑いが、もう風があってしかし足元がふらふらしている。覚束ない。それまで、長ーい番組のお昼前のものを見ていて、それで、いつもの時間だけ見て終わりにして、急いで食べ物も詰め込んで、なんだか、なにをやっているのかわからない。

  夏野菜で今年きれいというか、よく出来ているものにナスがある。ナス科の植物は多いが、なぜこの名前が選ばれたのかよくわからない。ナスを食べる人はどの辺りが起源なのだろうか。ナスの花の濃い紫を探すが、大体この花はうつむき加減で、どうもやりにくい。でも、ナスは大きくなっている。葉っぱも大きく、植物自体も立派で、しかしいい色のナスの花がない。あまりその辺りをうろうろも出来ない。
  もう少し、10m先には、原っぱがあってその先は水田がある。広いところ。その原っぱと書いたが、そうでもないようなところに、まだ小型のハルジオンのようなものが咲いている。これがハルジオンかどうかちょっと疑わしい。その他、小さな、あるいは中型の雑草が咲いていて特に薬剤など撒かれることもなさそうで、ここで、大きなマメコガネを見たこともある。でも、大体いるのは、シジミチョウでそれも、ときどき葉っぱやら花に止まってくれるからありがたいものだ。

  この位置は、田んぼの南西の風をまともに受けるから、かなり涼しい。もう曇り空で、いつ降ってもおかしくないような感触が空にも、風にも地上にもあって、そこからいつ撤退するか、考えていた。向こう側、田んぼの上を黒い色の大型のチョウが飛んでゆく。たぶんアゲハ。こうゆうのを追いかけるのは無理で、それにはオニユリの群生地が似合いそうだ。それで、いよいよゴロゴロ言いだして、ここで雨に濡れるのもいやだからさっさと帰って来た。
  それから実際に雨になるには、2時間くらいかかったが、山沿いのアメダスを見ると、この時間に10mm、ひどいところで20mm以上の降雨量があって、これはものすごい降り方であっていくら昼間でもビビビビする。落ち着いて昼寝も出来ない雨の量だ。

  さすがに雨が降ってすこし涼しい。その雨はやがて上がってすこし前には青空がある。真夏の青空がそこにあって、雨の後はまた、盛夏があるが、予報ではまだまだ雨の可能性は残っている。きびしい西日を見つつ、しかしまずはこの雨で一服できると思うのである。




  アジサイも、今はただの草のようだ。このアジサイこそ雨が降らなかったことの最大の犠牲者かも知れない。




  ハルジオンかもと思うけど、違うかも知れない。こうゆう小さな花が繁茂していてなおかつ、雑草のような感じがしないのがいい。


 

  ここはどこだろうか。蔓で伸びる植物がある。もしかしたら、カラスウリ。それにしても、雑草がひどい。これでは、この蔓植物にも近寄れない。カラスウリの花も、よって見ることはない。時間的に無理な感じもするが。 

バッタの目

2008-07-27 16:17:26 | 虫、その他
  午後1時ころから、空が暗くなり始めて
  実際に降り始めたのは、3時ころから。
  この間が、かなり待ち遠しい気分で、ようやく
  雨の帯が見えたときは、拍手。気分だけど。
  心の中で、拍手。
  ようやくの雨。

  バッタを見かけないと思ったが、これは色が草やら土に
  似ているから見つけにくいだけのようで、少し草むらに
  いくと、がさこそやらなくても、自分から動き出すようで
  そこにバッタはいるようである。




  ヒマワリの葉の上の茶色いバッタ。
  鎧を着ている感じがある。



  
  拡大して、目の辺りを見るが、まるでどこを見ているのかわからない。
  ちょうど、左側に大きなカマキリが現われているときだった。




  触角が動き、それから胴体もすこし動いた。カマキリに気が付いたのか、
  それとも人の気配を怪しいと思ったのか。




  やけに細いバッタで、目玉もはっきりしない。しかしよく動く。



 
  お腹の様子は、カマキリと似ている。色は草と同じ。




  こんなちっちゃい目で、何でもよく見えるようで、ピョンピョン飛ぶ。
  これを追っかけている姿を人が見ると、いったい何しているのか
  かなり不思議に思うはずだ。

湿っぽい日曜の朝

2008-07-27 06:44:29 | 散策
  朝のお天気、曇りで、お日様が顔を出しているが、雷鳴が響き、小雨が降っている。曇り時々晴れ、一時雨で、雷付き。風は、ほとんどない。アメダスの6時の気温、27℃、気圧は1011.0hPa。室温、29℃。

  夏休みも早くも1週間は終わってしまった。夏休み、は長そうに思えるけれど、まだ30日ある、まだ3週間ある、まだ1週間もあるじゃないか、それであと1日となる。これは決まっているから、恐ろしい。
  全国各地で、猛暑日。きのうはこの辺りも34℃まではいったようだ。記憶だが、最近、2、3年の最高は瞬間で37か38℃でフェーン現象で風があり、その後は雨が降ってもとの通常の暑さに戻るというのがパターンのようだ。盆地の暑さではない。

  今日は日曜日で、外に出てみるとすこし湿っぽい。気温も高いが、なんだか雨の匂いもなくもない。これは匂い、臭いではない。そうしたら、ポツポツ降り始めた。ただ、ポツポツで終わりで、このあとどうなるのか、一回でもいいから、「ざーっ」という雨の音を聞いてみたいものである。今はしきりに雷鳴が聞こえる。これも大きくなったり小さくなったりで、ちょっと哀愁がある。
  アブラゼミがコンクリートの上に横たわっている。手で取り上げて、その表面をみると、緑色の筋のようなものが走っていて全面が茶色ではない。まだ、地上に出て来てそんなに時間がたっていないもののようだ。このアブラゼミの鳴き声で、岩の一つも砕いて欲しかった気がするが、あっさりと一生が終わったようだ。草むらの中に放り投げる。虫も元気はない。鳥などもちょっとみるとやけに痩せているような感じもする。
  
  どうもあまりいい話しはない。湿っぽく終了します。