光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

剱岳遠望

2008-07-29 18:19:36 | 散策
  秋風が吹いているような、そんな勘違いをさせるような風が
  ときに吹いていて、これで少し救われている。
 
  どうも身近で、ずいぶんときのうの朝の豪雨の被害が起きていて、
  先ほど朝刊を広げて、その雨のすごさ、被害の深刻さを知る。
  北陸本線が、信号系統の故障で、かなり長い間、不通になったことは、
  これはきのうに知っていたが、公共交通機関を利用しようとする方々が
  増えてきている今、残念なことである。これが、北陸地方の大雨と
  何か関連性があるのか、疑いたくなるが、今の機械、コンピュータによる
  制御に頼りきっている時代の脆弱性が、ここに現われている感じもする。

  夏山が珍しく姿を見せた。
  東に、剱岳、それから、順に奥大日岳、大日岳、大汝山、雄山を
  あおぐことが出来る。
  ただし、いつも、電線を伴う、遠景である。





  いったい何日ぶりの、剱岳であろうか、と思うくらいに、久しぶりの姿で
  これはもうかなり夕刻に近い。夏山の緑が澄み切って見えるのは、雨の後
  だから。



 
  左側が、剱岳。それから右に向けて別山へと続く。




  一番奥の尾根が、さらに真砂岳、大汝山へと続いているのだろう。
  手前中央が、奥大日岳、手前右側の大きな山が、大日岳であると思う。




  中央手前が、大日岳の雄姿。この位置からだと、ちょうどこの大日岳の
  ピークの奥の峰が、雄山辺りに相当する、と思われれる。
  黒い筋のようなものが頂上に見える。




  弥陀ヶ原辺り。夏山散策にはぴったりのところ。
  今日くらいだと、かなり涼しく感じられるだろうか。
  ただ、きのうの雨のことも心配になってくる。  

続・夏空は変貌する。

2008-07-29 15:28:05 | 散策
  朝は少しだけ雨。

  午後からは、またまぶしい夏の光がある。
  まぶしくて、暑い。

  空を見ると、これが青い。白い雲と、青空。
  ここに幾つの風があるか、それを探してみたり、
  それはやらないか。
  どうも「天の風」はありそうな気はする。しかし、数字で表わせる風は
  ないのではないか。




  アチチという空であって、太陽の左右に虹色に分解されている
  太陽光がある。




  輝く西の空。夕日の沈む位置が明らかに、西側に移動している。




  緑色の光の柱?が出ているようで、
  もう少し上には、一条の白い直線が伸びていて、やがて消えてゆく。
  天の風に消えてゆくようである。

回転する低気圧

2008-07-29 06:46:34 | 散策
  朝のお天気、曇りで、ときに太陽も出ている。風はまだなく、ジメジメしている。アメダスの6時の気温、24.0℃、気圧は1010.9hPa。これって、熱帯夜ではなかった、ということになるのか。よくはわからない。室温、26℃。

  夜中はまだ少し暑く朝方になって、毛布を引っぱり出してちょうどよかった。手と足のだるさが感じられて、これが不快。ただの感じだけだろうけれど。こうゆうのがあるとないのとでは大違い。夏の暑いときに、左の上の奥歯が痛んで、泣くに泣かれぬときがある。今年は、こうゆうことはまだない。ということは、まだまだ大して疲れも出ていないという風にも考えられる。

  きのうの天気の不思議なところ、低圧帯がグルーリ回転して、朝の位置に戻ったようなこと。これはTVの、天気情報の雨雲の様子を見て思っていた。
  午前の早くに北陸の一部、海岸側に強い雨雲。それが時間とともに東に移動するかにみえて、しかし東に移動しつつ、南にも方向を変えて、午後には東海、あるいは近畿まで移動している。東の関東辺りにぬけて行くものと思ったが、そうではなかった。夕方には、もとはその辺りにあったと思われる、近畿、それも北部に強い雨雲があって、京都地域のアメダスを見ていたが、これまたひどい雨の降りかたで、降雨量を見て、目を回すことしきり。よくもこれだけの雨が降るな、と絶句。

  この感じだと、低気圧は、見た感じでは、ぐるり回転してまた北陸辺りに戻って来そうで、そうならないことを祈って、ばたんと布団に倒れた。どうも、朝になっても雨はないようなので、まずは安心しているが、こう激しくお天気が変わるとなると、その辺りにちょっと遊びにゆくのも大変である。夏山、3000m級の山に登るのと同じ装備を持たないといけないなー、半分冗談のようで、半分は本気で考えたりする。なんで、こんなことになっているのか、よくはわからないが、地球もずいぶんと小さくなったというか、悲鳴をあげていると考えられなくもない。