光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

なぜか咲いているヒゲナデシコ

2008-07-25 18:35:05 | 散策
  暑い最中、歩くのも考えものだが、こうゆうときに歩くことに決めている?、決まっていて?、暑い暑いと思いつつ歩いている。道は北に向かって海の方へゆくが、このときに道の両側にある旗が、その旗はなんの旗か見ていないというか、揺れていてはっきりそこにしるされている文字も読めない。そのくらいの、北風が吹いている。ここで歩きながら、休むのが歩くコツだとか思ったりもするが、そううまい具合に物事は進まない。いつも、次には壁がある。

  その道からそれると、今度は日陰になって、それで、少し涼しいが、その先のお寺で何か行事があってそれは今の時期と何か関係のあるもののようであった。話しが少しもたついている。そこで鐘も鳴らしているので、これはうるさいところに来てしまった、と思ったが、その鐘はさほど耳には響かず、まずは大丈夫なようでこれこそお寺の鐘で、祭りの太鼓とは異なるようだ。
  その鐘を撞いている人がいるが、どうもお歳よりのようで遠くからだからその顔さえわからない。そこに少しずつ近付き、ゴーンンンという音を軽く感じつつ、なおその鐘を撞いている方を眺めてる。すると、これは見間違いかも知れないが、そのお歳よりの方が手を振ったように見えて、はたしてそれは本当だろうか。
  一つだけ、思い出されることがあって、その方はお寺からすこし離れたところの方で、私が歩いていると不思議そうな顔をされて、ついにその疑問を解決すべく話しをされて来た。まだ、その方がお寺の世話をしているとは知らないが、そのときは、自分はこの辺りの畑に色々なものを植えている。昔あった駅の向こう側の畑も大変だがやっている、今頃のものは何にも畑のことをやらん、まったくどうしたものか、とか言いながら、話しは穏やかに終了した。その後、私はよくそのお寺に行っていたから、そのときに私の姿を見たのだろう、この前お寺にいたね、などの話しもこの何ヶ月かの間に一回だけあった。
  このお寺で、「なにをしている」、など詰問されたこともあって、その後あまり近寄らないようにしているが、もしかしたら、その方が、私を見かけて手を振ったようにも思えるのである。これがうそか本当か、こんど合う機会があったら聞いてみようと思うが、どうも話しが長くなりすぎた。汗だく。

  それで、暑いからさっさと帰ってきて最後に、もう花が終わって2ヶ月近くはなる、ヒゲナデシコを何気なく見てみると、咲いていた花はタネを取るためにとってしまった、そのあとの茎、これは残しておいたが、なんとそれに花が一輪咲いていて、ちょいかかなりびっくりしてしまって、慌ててこれをファイルにおさめた。そういえば、そのあとの茎から出て来た新しい葉っぱを大きくしようと水をあげた。そのときに、涼んでいるネコがいた。そうか、あの水で咲いたのかも。それもあるが、一回終わったヒゲナデがよみがえるとは、やっぱりこの花は謎を秘めた花だと勝手に、また考えをあらたにした。





  茎が茶色い緑をしてすこし妙だが、花は大体5月のときと同じようである。

  茎をもう少し探すと、




  ヒゲではなく、なんだかミサイルに似た、もしかしたら花芽かというものがあった。これも、咲くかも知れない。他にも、花を切り取って残っている茎はあるが、それに花が咲く気配はない。

  赤い花を追加。



  すでに一度登場したもの。今日も元気に咲いて、これは本当の夏の花。

夕景を追う

2008-07-25 16:11:58 | 散策
  今日も暑いけど、きのうよりはマシだ。
  北風が吹いていて、しかし雨はこの辺りはまったくと
  いっていいくらい降らない。

  空を撮ることが多くなった。
  何しろ楽だし、そうすると、またこの空がいい色を
  出してくれるようで、どっこいしょ、またその繰り返しとなる。
  しばらくこれでいかないといけない。
  外にも少しは出る。でも、暑すぎて。

  やけどしそう。日焼けも。




  太陽だが、チッチャクなっちゃって、線香花火のよう。



  
  雲を見ていると、人面もそこにあるような。髑髏もあるような。されこうべ。




  雲が消えたかのような空。周辺減光はあると思う。  

夜の霧、朝の一滴

2008-07-25 06:47:32 | 散策
  朝のお天気、先ほどスズメの涙ほどの雨が降る。これは来るかと思うと、そこで止まった。きのうの夜から霧のようなものが出ている。視界がときに悪い。風はほぼなく、ムシムシ。アメダスの6時の気温、26.0℃。気圧は1006.5hPa。室温29℃、慣れたようだが、少し涼しいところから戻ると、これがやはり暑い。

  宵の雨を期待していた。しかしときどき、涼しい風が吹いているだけ。田んぼの方を見ると、モヤモヤっとしている。一部の田んぼは、水抜きをしている。こうゆうことやると、根っこが生き生きするという。それでも田んぼは水分は多い。イネも大きくなってそこから発散する水も多いはず。それがそのモヤモヤに関与していると思う。しかし雨は結局は降らない。
  夜に、羽田からの最終便が来る。これが明日の1便の機体にもなるわけだが、このエンジン音がかなり大きく聞こえた。もしかして、靄か霧で視界が悪いのか。もう一度、今度は正常の着陸コースを侵入しているような、さほど大きくないエンジン音が聞こえた。うまく降りることが出来たのか。

  夜はお隣の西の街の外灯やら、明りが見えるときもあった。しかし、それがまったく見えないときもあって、これは霧が出ていると思う。冷たい空気が入っているから、そうゆう風になるのだろうが、しかし雨はない。
  朝である。空腹の朝は、もの悲しい。休耕田、もう何年もイネもほかの作物も作られていない場所。ここに水が溜まっている。キレイかというと、適当な言葉がない。むつかしい。機械油らしきものが浮いていることは日常で、これが虹色にも光る。ものもポイポイ捨てられる。
  カマキリの子供が干からびて、アジサイの葉っぱの上にいる。こうゆう夏。それから、急にドドっと雨。でも、その雨も30秒で止んだ。よっぽど水蒸気が水になれない条件が整っているのだろう。