光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

サボテンの赤

2008-07-23 18:30:35 | 散策
  端っこというか、隅の方に追いやられていて、長い間たったような感じというと、それはサボテンだろう。

  サボテンに付いて書けといわれるとどうにもなにも出て来ない。
  いつのころからあって、しかし、一つや二つはあった。もう少しあったかも知れないが、今みると一つだけ残っている。冬のときはどうだったか、物置の少し内側か、それとも雪のかからないところかに置かれて。
  ずいぶんと長い間、植木鉢にうわっていてそれをときどき眺めた。花が咲いたときもあったが、それにもあまり関心もなかった。どうもあまりに現金なことを書いている。
 
  サボテンは、しかしあちこちのご家庭の玄関先に置いてあることは最近は気が付いていて、しかしそれはさすがに眺めるだけ。そのサボテンにも色々あって、たしかにサボテンマニアの方もいておかしくはないと思う。
  不思議と雪国でも真っ赤にあるいは極彩色の花を付けるものがあって、ときにそれが異様でもある。トゲはあまり興味はないが、花の形や色には惹かれるものは多い。サボテンはこの程度のものであって、しかしこれだけ暑くて、それ以外に青くなったり赤くなったりしないといけないこともあって、いよいよ何も出て来るものはなくなった。この先は、短いかも知れない、自分でもそう思ったりもする。

  そう思わせるサボテンが赤い花を開いたのは、少し前であってそれから咲いたり閉じたりしたのだろうが、たまにそのサボテンを見ると、その花はもうないというのは失礼か。ただサボテンがあるだけだったが、今日は暑い、とても暑いからか、花を咲かせていた。汗をかいたついでに、その花を見る。それにしても暑いこと。




  どうしてこんな色が出るのか不思議でならない。バラの赤とか、それ以外になかなか赤い花も思い出せないが、こうゆう赤はいったい何で出来ているのかなー。溜息。




  左側に、もう一つの花。チューリップを思い出すが、しかしどうもこの赤い成分は、チューリップとは違うようだ。それにしても元気としかいえない。





  トゲのある、サボテンの本体を見る。小さなものだが、こうして見ると迫力がある。三つ目の花芽のようなものが中央より少し左上に一つありそう。
  それにしても、このサボテン何年生きているのか、まったくわからない。

夏空

2008-07-23 16:06:49 | 散策
  アメダスの、午後3時までの最高気温は36℃を越えている。
  きっとこの辺りもそのくらいまで気温は上がったのだろう。
  きのうより暑く、今は少し暗くなってきた。

  夏空、夏の空のどの辺りまでゆくと、 
  ちょっと涼しく感じられるのだろうか。




  この雲の高さはどれくらいあるのかね。3000mくらいだと、どうだろうか。
  山の3000mは涼しいと思う。平地の空の、3000mはどうなるのかなー。




  あー、夏だ。ぐったりした夏。西日の夏。




  わざと露光時間を短くしてみた。少しは涼しく感じるかというと
  どうもこう暑いと、どうでもよくなってしまう。
  宵から明日にかけて雨になるという。その雨に期待したいです。

大輪ヒマワリは咲くか?

2008-07-23 06:45:39 | 散策
  朝のお天気、少し雲の多い晴れ。風はほとんどない。夜はほぼ晴れていたようで、少しだけ放射冷却があったような気はするが、アメダスの気温を見ていると、あまり変化はない。6時の値、27.0℃、気圧は1008.3hPa。

  暑くても、疲れると眠れるようで、今までの状態は何だったのか、と思うが、こうゆうこともないとやってられない。ぼやくこと。

  大輪ヒマワリとあるタネを播いて、その植物は多少短めだけどその花芽が出てきた。それが少しずつ膨らんでいるようで、しかしまだ咲かない。ジリジリする。そうじらさんでもいいだろうと思うが、花にも都合があるのだろう。その大輪ヒマワリの葉っぱの上に、少し茶色に焼けたバッタがいる。バッタはいつ見ても、バッタでこれを書け、あるいは描けと言われても、その特徴を表わすのはむつかしい。触角があって、細長い目玉。それから体は、曲線よりも直線が多いようだ。

  そのバッタが葉っぱの上にいて、暑いから一旦北側で風に当たる。まことに暑い。それからもう一回だけ、そのバッタの顔を見ようと同じ大輪に近付くと、今度はそれよりも早く大型のカマキリが目に入った。カマキリはこちらを見ているようだが、どうも狙っているのはそのバッタのほうであると思われた。そのバッタは、カマキリが後ろにいるのを知っているのかどうか。その細長い目でもう見つけているのか。どうかな。しばらくにらめっこをしていたが、カマキリは動かない。
  カマキリは、同じ大きさのバッタなら、いとも簡単にそれを捕まえて食べてしまいそうである。それを期待する気持ちもあった。捕まえるところだけでも見たいが、暑すぎて根負けした。どうなったか知らない。

  今朝がある。外に出ると蜘蛛の巣にまずは引っかかって、それから何かが、バタバタ音たてて飛び上がった。アブラゼミであって、その飛び立ったコンクリートの辺りに亡骸ではなく、脱け殻があった。こんな、コンクリートの上で脱皮したようである。長い間地下にいて最後の旅に地上に出て来た。コンクリートで誕生したアブラゼミ。そういえばセミの鳴き声にも変化がある。朝もはよからやけにうるさい鳴き声で、これはアブラゼミだ。そうゆう夏にもうなっているが、ぼやきの出るうちが花かなー。