名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

8月6日広島市長の平和宣言

2011-08-07 20:46:52 | Weblog
2011.8.7(日)
 66年前、……8月6日午前8時15分に、一発の原子爆弾でそれまでの生活が根底から破壊されてしまいます。
 ………
 3月11日に東日本大震災が発生しました。……
 東京電力福島第一原子力発電所の事故も起こり、今なお続いている放射線の脅威は、被災者をはじめ多くの人々を不安に陥れ、原発に対する国民の信頼を根底から崩してしまいました。「核と人類は共存できない」との思いから脱原発を主張する人々、原子力管理の一層の厳格化とともに、再生可能エネルギーの活用を訴える人々がいます。
 日本政府は、このような現状を真摯に受け止め、早急にエネルギー政策を見直し、具体的な対応策を講じていくべきです。
 被爆者の高齢化が進んでおり、政府には「黒い雨」の降雨地域の早期拡大や、援護策を充実するよう強く求めます。
 …‥‥
 松井一実広島市長の原爆死没者慰霊式・平和祈念式における平和宣言の中の原爆と原発とのかかわりを述べた部分である。

 管直人首相は同じくこの慰霊式で、「エネルギー政策についても白紙から見直しを進めている。原発への依存度を引き下げ、『原発に依存しない社会』を目指す」と述べた。

 最近の世論調査では、脱原発を支持する意見は70%に達する。それにもかかわらず、電力会社は勿論、経済産業省や自民党、公明党、さらには民主党の多くの議員らは核の平和利用の名の下に原発にしがみ付いている。
 
核廃絶と脱原発は確かに簡単ではないが、人類の未来のために絶対に成し遂げなければならない課題である。