名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

NZ地震 発生から72時間、日本人不明26人!!

2011-02-25 18:49:54 | Weblog
2011.2.25(金)
 2月22日午後0時51分、ニュージーランド南島のクライストチャーチ郊外5キロ、深さ4キロを震源とするM6.3の大きな地震が発生して早や3日がすぎた。M6.3という地震の強さの割りにビルの倒壊が多く、その下敷きで犠牲者となった死者は113人に上ったと伝えられている。
 今回の地震では日本人の被害者が多く、特に外国語研修のために滞在中の若い学生らが被害を受けた。日本人多数が閉じ込められたと見られる語学学校「キングズ・エデュケーション」が入居するCTVビルはほぼ完全に倒壊し、収容された遺体は47人、25日現在依然として70人以上が閉じ込められていると報じられている。安否不明の邦人は、富山外国語専門学校の20歳前後の若者のほか、ワールドアベニューというあっせん会社を通じて外国語を研修している30歳前後の女性ら26人に上る。
 生き埋めになった場合、発生から72時間を過ぎると生存率が大きく下がるといわれており、日本や諸外国からの救助隊数百人が懸命の捜査活動を行っているが、日本人の安否は依然として判明していないらしい。
 ニュージーランドは日本とよく似た気候、風土をもち、自然豊かですみ易いといわれて日本人の移住者も多いと聞く。筆者もかつて旅行したことがあるが、住むならここかという印象を持った覚えがある。
 今回災害に巻き込まれた人は、語学を学ぶ若い人たちが多かったという点で意外な思いを持った。英語を学ぶならアメリカかイギリスという単純な話ではないらしい。ニュージーランドも英語圏だから、安上がりで住みやすいとなればプロモートする会社が目を付けるのは尤もではある。今回はそれが裏目に出た。地震は地震国でない限りどこにいても遭遇する可能性はある。被害者は気の毒としか言いようがない。あとは無事を祈るのみである。