田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

那須野ガ原 ハルマゲドン2/奥様はバンパイァ 麻屋与志夫

2009-12-05 18:54:50 | Weblog
奥様はバンパイァ90

○「化沼のYモールにいってみましょう」

Mはなにか考えている。

Gはワンボックスカーのハンドルをにぎった。

玲加と武は仲間のバイクのうしろにのった。

ふたりは再会したMとGをふたりだけにしてやろうとした。

Mにはその配慮がうれしかった。

「いいのか? 神代寺に帰るのなら、いまのうちだとおもう」

「これでいいのよ。最期までいっしょにいようと誓いあったじゃないの。わたしだ

け生き長らえようなんて、まちがっていた。ごめんなさい」

「一族の掟に背くことになるのだろう」

「一か所に長く住み続けると、正体が暴露してしまうからできた掟よ。いまではパ

ソコンの中でも吸血鬼の情報がワンサカあるわ。この世には人間いがいの亞人間も

いる。そんなこと常識にっているから……」

Aモールになにがあるのだ。

人狼の大麻ファクトリーは壊滅した。

玲加や武を襲ったフトッチョ集団があの地下に住みついている。

○まだまだ敵の正体がはっきりしない。

Mは、なにか感じている。

でなかったら、Aモールに寄ろう、なんていいだすわけがない。

○まさか、帰りがけにお惣菜でも買うつもりではあるまい。



●私事ですが、「星の砂」に「初恋の白いバラ」を載せました。そちらもぜひお読みください。
 


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