7月6日 水曜日
●フルタイム、小説を書くことに費やせるようになってから、四か月が過ぎた。
若い時によく神に念じたものだ。
どうぞ一日中、小説を書いていられるようにしてください。
一年間でいいです。
それでダメなら、だめなら……。
なんど青山の下宿で涙を流したことだろう。
●必ず、何か起きる。
過労がたたって肋膜になった。
二十四歳の春の終わりの季節だった。
『蟹の会』に所属して田舎町で鬱屈とした日々をおくっていた。
彼女が劇団に入って来た。
妻となる彼女と恋におちた。
その夏の初めに上都賀病院に入院した。
●母はそのときもう寝込んでいた。
そして、父の直腸がん。
ふたりの病人をかかえて、真縄製造、大麻販売。
●大阪、京都、奈良、長浜、桑名、販路拡張のため毎月出張した。
病後なのによく身体がつづいたものだ。
●四十で『アサヤ塾』を創業。
●まさか半世紀ちかく塾をつづけられるとは――ありがたかった。
いまだって妻の数学教室は生徒がいる。
英語教室も来春の入塾者を期待している。
だって、これでは食っていけないですものね。
●だから、この歳になって、初めて訪れた、ひねもす、文学にかかわっていられる時間は一年間と思っている。
●来年は英語や国語の生徒が増えて、また塾と小説の二刀流の生活がもどるといいな。
●だから、残された八か月でどれだけの成果が得られるか。
たのしみだ。
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。
カクヨムサイトはこちら
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
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皆さんの応援でがんばっています。
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若い時によく神に念じたものだ。
どうぞ一日中、小説を書いていられるようにしてください。
一年間でいいです。
それでダメなら、だめなら……。
なんど青山の下宿で涙を流したことだろう。
●必ず、何か起きる。
過労がたたって肋膜になった。
二十四歳の春の終わりの季節だった。
『蟹の会』に所属して田舎町で鬱屈とした日々をおくっていた。
彼女が劇団に入って来た。
妻となる彼女と恋におちた。
その夏の初めに上都賀病院に入院した。
●母はそのときもう寝込んでいた。
そして、父の直腸がん。
ふたりの病人をかかえて、真縄製造、大麻販売。
●大阪、京都、奈良、長浜、桑名、販路拡張のため毎月出張した。
病後なのによく身体がつづいたものだ。
●四十で『アサヤ塾』を創業。
●まさか半世紀ちかく塾をつづけられるとは――ありがたかった。
いまだって妻の数学教室は生徒がいる。
英語教室も来春の入塾者を期待している。
だって、これでは食っていけないですものね。
●だから、この歳になって、初めて訪れた、ひねもす、文学にかかわっていられる時間は一年間と思っている。
●来年は英語や国語の生徒が増えて、また塾と小説の二刀流の生活がもどるといいな。
●だから、残された八か月でどれだけの成果が得られるか。
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