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田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

●急がずば ぬれざらましを 旅人の あとよりはるる 野路の村雨 /麻屋与志夫

2011-11-02 22:35:17 | ブログ
11月2日 水曜日
 
  イングリッシュローズ シャリファアスマ
   

プログです。

●急がずば ぬれざらましを 旅人の あとよりはるる 野路の村雨

●カミサンを誘ったがいそがしいとことわられた。
ショボン。
「ひとりであるいていると、徘徊老人とまちがえられそうでいやだな」
「そんなとしじゃないでしょう」
泣き落としにかけたが、てんでかみさんは動じない。
しかたなくひとりで散歩に出た。

●まあこんなことはめずらしい。
いつもは、なかよペアであるいている。

●御成り橋の上流。
むかしアパッチとよばれていた、場所に向かう。
いまかいている、「クノイチ48帝都の夜に散る」はここから物語がはじまった。
百々百子が九尾軍団の系譜である野州は鹿沼、御成り忍軍を招聘しにはるばる東京からやってきた場所だ。

●この場面はかいていて、涙がこぼれた。
わたしも故郷鹿沼にもどつてからずいぶんと精進している。
修行している。
でも百子みたいに東京へ丁重に招いてくれるひとはあらわれない。
わたしのばあい招かれるとは、小説がむかしのように売れるようになることなのだが。
ああ、フルタイムの作家になって東京へもどりたいな。
焦るな。
あせるな。
アセルナ。
野路の村雨。
野路の村雨と戒めて何年たったことだろうか。

●小説をかくたのしみのひとつは、じぶんの土地勘のある場所を舞台とすることだ。

●カミサンが一緒にここにいないので写真をとれない。写真もじぶんでトレルヨウニシナケレパダメダな。

●荒涼とした河原の風景をただ、めにやきつけた。

●河原は秋の終りのかぜがふいていた。
紅葉にはまだ少し間がある。
ここをはなれた御成り忍軍がいよいよあすから新宿におめみえする。
そして、長いあいだの確執をすてて、北犬飼村の人狼も彼女たちと共闘することになる。

●ひさしぶりで、かいていて楽しい作品だ。がんばりますね。



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