田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

風雲急。粗大ゴミにされそうです。 麻屋与志夫

2016-09-25 11:15:46 | ブログ
9月25日 Sun.
●妻は整理整頓魔。ダンシャリダンコ実践派。
●わたしの座卓の上に雑然と書物がつみあげてあるのが気になっている。雑然となんでもんじゃないわよ。乱雑。もうメチャクチャ。あなたの頭のナカミを疑うわ。
●しかし、四畳半のホリゴタツのあるこの部屋は、わたしの聖域。彼女がこの部屋の事物に手を触れることをかたく断っている。
●「ねえ――」語尾を長くのばしてはなしかれられると危険信号、わたしのあたまのなかでアラームが鳴り響く。
●「いっかしょに、本を置けるようにすれば、便利よ。見たい本をすぐにさがしあてられる。本棚つくらない」
●からめてから、攻め込んできた。確かに、何万冊あるかわからない蔵書を一望できれば、たのしいだろうな。
●ぐらりと心がゆらいだ。
●危ない。あぶない。妻の口車にのせられて、教室の隅に本棚をつくることになると、じぶんたちで、作業をやらなければならないだろうから、その労力をおもっただけで――ゾウットスル。
●だいたい、金槌や鋸を手にしたことはない。家の中の棚は全部妻の作品だ。
●大工道具を手にしただけで気分がわるくなる。血圧があがる。
●「男じゃないわ」と妻は手厳しいことを言う。まったく、そのとおりだから、反論はできない。
●「ねえ――。いらなくなった黒板すてない」教材だって、生徒の成績表だって処分しましょう。
●本棚をつくるか、つくらないか。それがモンダイダ。おおいに悩んでいる。
●断捨離。あまりつれないそぶりをしていると、粗大ごみとして捨てられかねないから――。な。


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