田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

膝の痛みなんかに負けてたまるか。 麻屋与志夫

2017-11-24 07:52:07 | ブログ
11月24日 Fri.

●昨日は午後買い物に出た。膝の痛みが少しだけうすらいだようなので、痛くなったらどうしょうとおっかなびっくりではあったが、妻のお供をすることにした。このところ、妻に心配ばかりかけている。先日、上都賀病院に診察してもった帰り、薬をもらうのを忘れて途中で引き返した。「パパがあるけなくなったらどうしょうと……」涙声でいわれておどろいた。たしかに、このまま歩行困難、外出不能となったらちたいへんなことだと、あらためて慄然とした。

●こわれやすい繊細なガラス細工のような妻の生涯ボーデイガードと自認しているのに、この低落はなんとしたことだ。薬局まで薬をもらいに引き返していく妻のひときわ小さくみえる後ろ姿を見送った。あるくのが億劫なので、いや膝が痛むので、わたしはその場に立ちつくして妻のもどってくるのを待つことにしたのだった。

●これはどうあってもこの変形性膝関節症と正面から向き合い直るものならなんとかして、平癒させたい。わたしも辛いが妻はもっと心配で辛いことだろう。

●自然治癒力も大切なのではないか。あらゆる病気を治すのには、かならず治るとじぶんを励ますことだ。いままでにも、かずかずの大病をわずらってきた。そのつど妻の励ましと、己を叱咤激励することで克服してきた。まだまだかきたい小説がある。こんなことで、ヘコタレテなるものか。治る。治る。治る。

●じぶんが、膝の痛みをかかえてみると、杖をついている人や足をいたわってあるいている人が目につく。あらためて健常者であることのありがたみがわかった。

●「パパ、なにしてるの。早く帰りましょう」
しばらくぶりでベニマルの周囲の樹木を眺めた。紅葉も終りに近づいている。空は冬空。雲がうすくたなびいている。「パパ」若やいだ声で、娘のように「パパ」と呼びかける妻がいて――。



二年前にはリリとの別れがありました。そのときの悲しみをカミサンとまとめた作品があります。ぜひ読んでください。角川の「カクヨム」に載っています。下記の題名で検索してください。すぐ読めます。


「愛猫リリに捧げる哀歌」

猫愛/
猫のスリスリ/
むくむくの毛並み/
猫とのサッカ―/
リリの病/
闘病/
看病/
ペットロス/

猫を愛するみなさんへ。ペットロスに悲しむあなたへ。
麻屋与志夫  木村美智子


この作品は、先住猫ブラッキーとリリ、わたしたち夫婦の楽しい思い出。リリは一年と八カ月で他界。その間の様子を記録したブログを編集したものです。わたしたちはペットロスにおちいり、とくに、妻は涙、涙の日々をおくっています。なんとか、この悲しみからぬけだそうと、もがけばもがくほど、悲しみは深まるばかりです。猫、大好きなみなさん。ペットロスで苦しんでいるみなさん。猫との生活の楽しさ、死なれた時の悲しさ。わたしたちと共有してください。
ブログ「猫と亭主とわたし」木村美智子+「田舎暮らし」麻屋与志夫より編集。


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