田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

ひそかに入ってきたのは、リリだった。  麻屋与志夫

2016-01-23 08:18:17 | ブログ
1月23日 Sat.

●昨夜2時ごろ、ひそかに引き戸を開ける音がした。
ブラッキ―だろうかと確かめると、
かのじょはわたしのかたわらで、寝息をたてている。

●じゃ、リリか。
「魔女の宅急便」をみていたら白い猫が出てきて、リリという名だった。
うれしくなって寝床についたので、これは夢だと思った。
ところが、白いむくむくしたものが引き戸の間から入室。
引き戸を開けることを覚えたリリだった。

●えっ、どこにいたの?
この時間には、カミさんのベッドで寝てるはずじゃないのか。

●リリちゃん、開けたら、閉めてよ。
もっともそれが出来たらバケ猫だろうな。

●リリを抱きかかえて、カミさんの寝床に連れて行ってあげた。

●すっかり体が冷えてしまった。
リリのおかげで寝床が冷たくなり、
いくら猫湯たんぽのブラッキーを抱きしめても、体が温まらない。
3対0で勝った昨夜のサッカ―の試合を思っていた。
延長戦になってからの怒涛の得点。
感激。わたしの小説家としての運命もあんなふうにいくといいな。
終わりよければ全てよし。といきたいものだ。

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怪談書きませんか/栃木芙蓉高校文芸部
著者麻屋与志夫
250円(+税)  (税込 270円) 

古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き
栃木には大中寺の七不思議の伝説がある。特に『馬首の井戸』が有名だ。
上田秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』も広く知られている。この物語も栃木が舞台だ。
―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。
吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。
龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)。
1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。
あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。

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ジャンル文芸レーベル惑惑星文庫出版社名惑惑星





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