田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

ブラッキーは前立腺肥大??? 麻屋与志夫

2016-01-20 16:26:32 | ブログ
1月20日 Wed

●一階の部屋で寝るようにしてからは、寝心地がいい。
二階のように室温が0度になるというようなことはない。
それでも夜、トイレに二回位起きる。

●すると隣に寝ているブラッキ―も起きだして、
引き戸をあけて餌場にでていく。
ところが、ようすがどうもそうではないようなので、
薄暗がりをこっそりと、ついていった。

●闇のなかで、ヤッと聞きとれるほどの音。
オシッコをしているのだった。

●「なんだ。ブラッキ―も前立腺肥大か」

●この話を朝、カミさんにした。

●「ブラッキ―、女の子でしょう、雌猫よ。前立腺はないの」
バカだね。と自嘲。

●「だったら、雄猫ならあるの?」
まだ、まじめに、考えている。バカですよね。

●早速、検索をしてみた。
これが、あるんですね。
人間とまつたく同じ病気が猫にもありました。

●「あるよ。ある。猫にもおなじ病気があるじゃないか」
「あなた、ぜんぜんわかっていない」
「この病気にかんするかぎり、おれの方が先輩た。わからないことがあったら、ブラッキーなんでも聞いてくれ」
「わたしのいうこと、聞いてないの。ブラッキ―は女の子なの。女性には前立腺はありません」
バカの上塗りをしてしまった。

●恥の上塗りという表現はある。
バカの上塗りなんてあまり聞いたことがない……。
でも、ありますよね。
まぁ、いいか。



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