田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

心はいつも曇り空  麻屋与志夫

2014-10-04 14:38:28 | ブログ
10月4日 土曜日

●蒸し暑い。

どんよりとした曇り空。

「まだすぐには、降りださないわよね」

「今日一日はだいじょうぶだろう」

カミサンはそれでも空を見上げながら洗濯物を干している。

外目にはのんびりとした老夫婦の日常の会話だ。

●わたしはこのところ「クノイチ48帝都の闇に散る」の改稿でいそがしい。

もっとも焦りがあるから、いつでも頭の中はあわただしいのだ。

新作が思うようにいかないからかもしれない。

こんなことが、死ぬまでつづくのだろうと思うと情けなくなる。

●小説にたいして、特に方法論では、決定的な価値観をもてないでいる。

この書き方でいい。

この文章でいい。

この内容でいい。

そういったことが、決められないのだ。

これでは自己嫌悪におちいっても仕方のないことだ。

●ブラッキはあいかわらずリリをきらっている。

リリが近寄るとすさまじい鳴き声をあげる。

カミサンが目撃したのだが、庭のあちこちにブラッキがマーキングしていたというのだ。

じぶんのテリトリーにふいにあらわれたリリに「ここはわたしの家よ」と主張しているのだろう。

きらいなものは、きらい。

いやなことは、いや。

潔癖にいいはるブラッキがうらやましい。

●わたしは、この小説は、おもしろい。

あれもいい。

いつも価値観がブレている。

●だから、ダメなんだよな。

だからこころはいつも曇天。

曇り空。

 
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