ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

安倍総理を応援する ????

2020-02-29 21:44:56 | 徒然の記

 本日18時から、総理の緊急記者会見が行われ、その様子を東テレの動画で見ました。全国の小中高校を、来月2日から「全国一斉臨時休校」と決断した経緯を、総理が説明しました。

 「ここ一、二週間が山場だと言う、専門家の意見をもとに、苦渋の決断をいたしました。」「国民の皆様の、ご理解とご協力を、心からお願い申し上げます。」

 やむなく仕事を休んだ人々に対しては、正規、不正規を問わず、賃金の保証をするとか、保険適用に切り替え、近隣の病院で検査が受けられるようにするなど、具体的な対策が、述べられました。切々と訴える姿には、好感さえ覚えました。

 しかし記者会見は、四、五人の記者の質問で終わり、総理の答えも、素っ気ないものでした。私は今、改めて18時の記者会見を、振り返っています。

 中国と韓国からの入国者を、全面禁止しないのかと言う、記者の質問に対する総理の回答を聞いた時、私は耳を疑いました。

 「水際対策については、国内への感染者の急激な流入を防止する観点から、」「現行の入国制限や、渡航禁止勧告などは引き続き実施する。」「適切な水際対策のあり方を、不断に検討していく。」

 つまり総理には、現在の渡航制限地域を広げる考えがありませんでした。

  1.  中国 ・・ 中国湖北、浙江両省からの入国を禁止する。

  2.  韓国 ・・ 大邱市と慶尚北道清道郡にからの入国を拒否する。

 全国の学校へ「一斉休校」を要請しながら、この緊急事態になっても、中国と韓国からは、上記 1. 2.  以外の地区からは、入国フリーなのです。いったいこれが、国民の命を守るための、適切な水際対策なのでしょうか。

 また、習近平氏の国賓招聘とオリンピック・パラリンピックに関する質問もありました。

 いずれも、多くの困難があるけれど、予定通りに進めていくと言う回答でした。公式的には、こう言う答えしかないのだとは思いますが、入国制限の強化もしない回答と並べて考えますと、「大丈夫なのか ?」と、不安が大きくなりました。

 反安倍、反自民のNHKのNEWS WEBを見ますと、次のように書いてありました。

 「米国やオーストラリア、フィリピンなどは、中国内の地域を限定せず、」「全土を対象に、入国を拒否する措置を取っている。」「イスラエルは、日韓両国に14日間滞在した外国人の入国を、拒否している。」

 「自民党内では、" 中国本土からの渡航を、全面禁止にすべきだ " 、」「と言う意見が出ているのに、政府関係者は、」「あくまで科学的に判断する、政治的な話ではない。」と、語っていると報道しています。

 さらに、「反安倍」のNHKらしく、次のような報道もあります。

 「自民党の岸田政務調査会長、石破元幹事長、石原元幹事長、中谷元防衛大臣の4人は、」「 27日夜、東京都内で会合を開きました。」「このあと石破氏は、記者団に対し」「新型コロナウイルスへの対応で、今の自民党に対する批判が、」「世の中では、ものすごく強いという認識で一致した」、と述べました。」

 相変わらず、批判するだけで、キチンと意見を言わない石破氏がいて、腑抜けの幹部議員がいます。

 日本の政界とマスコミは、国民の常識を離れた世界に存在する集団なのかと、今夜はつくづく情けなくなりました。日本の国民のためと、大言豪語し、「反安倍」を叫ぶのなら、こんな時こそ国民の側に立ち、正論を述べるべきでしょう。

 1.   中国・韓国からの渡航を、全面禁止にすべきだ

 2.   習近平氏の招聘は、中止すべきだ。

 3.   陛下への会見を、させてはならない。

 安倍総理を個人的に責めるときだけ、威勢が良くて、中国と韓国がからむと、途端に無言になる反日勢力です。こんなことでは、国民の理解も、支援も、得られるはずがなく、「安倍自民党」は安泰のままです。これでは、日本が変わりません。

 私と、強硬派の保守の人だけが、「 安倍総理を応援する ???? 」無念ですが、今は状況を見守るしかない私です。

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6 コメント

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Unknown (あやか)
2020-03-01 06:17:17
猫様の、お気持ちは、、つらいほどわかります。

昨日の安倍総理の会見は、不誠実とは思わなかったです。

しかし、何故、韓国や中国からの入国を全面禁止にしないのか?!?!
、、、、、いらだたしい思いです!!

習近平の国賓招聘は、止めるべきでしょう!

安倍総理が名誉挽回をなさりたいのなら、はっきりと習近平国賓招聘を
否定するしかないと思うのですが、、、、?!
返信する
渡航制限 (sake)
2020-03-01 08:40:05
ねこ庭さん、こんにちは。
先日はコメントをいただきありがとうございました。

中国全域からの入国禁止。私もどうしてしないのかとずっと思っていました。同じように考えた国民はとても多いと思います。
高須クリニックの高須先生が(今、ガンの闘病中ながらも)署名を集めて、中国全域からの渡航禁止の署名を知人を通して送ろうとされました。
(署名もサイトになかなか繋がらないほど反響があったようです。)
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0217/blnews_200217_3258107618.html

ところが、政府からの返事は以下のものだったそうです。
①中国の人たちの入国完全停止をする気は全くない。
②倒閣につながる可能性があるので署名と署名人のコメントは受けとれない。
https://twitter.com/katsuyatakasu/status/1231372116764704768
これにはみんなが驚きました。

そこから保守派の作家百田尚樹さん(日本国紀を書かれた方です。私は教科書にしてもいいのでは?と思っている本です。)がすごく怒り、この国は腐っています。
「いずれ、30年後は、中国の植民地になります。その頃には私は死んでいますが、私の本は焚書されるでしょう。」とまでツイートしました。
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/1231499043529879552

そして金曜の夜、27日夜にその百田尚樹さんと同じく保守派の有本香さんが、安倍総理を食事をしているのです。
そこで百田さんと有本さんは安倍総理に、渡航制限の話ほか、思いのたけを話したようです。

その翌日の百田さんのツイートは
「会話の内容はプライベートなことなので公にできませんが、私と有本さんは、言うべきことは言い、伝えたいことは伝えました。
いい会談だったと思います。」
というものでした。
また安倍総理と会談した後に、高須先生とも会っているようです。(事情の報告??)

それ以降、百田さんのツイートで総理に対する不審や愚痴はありません。(中国全土の渡航制限が無い時はさんざ書かれていましたが)
納得の行く説明があったのだと想像します。

安倍総理には中国全土からの渡航制限ができない事情があるのでしょう。そして国民の気持はもう充分にわかっていらっしゃると思います。渡航制限できない理由が庶民には分からないので歯がゆくは思いますが。。。

私もツイッターを見るようになったのは、割とごく最近で、高須クリニックの先生が最初です。
最近は百田尚樹さん、昨日有本香さんのツイッターもブックマークに入れました。
そして読んできましたので、ねこ庭さんに、このような経過もあるようですよ、とお伝えしたいと思い、図々しいながらもコメントさせていただきました。

私も習近平(呼び捨てていいのかな?)の国賓は反対です。その事も百田さんなら当然安倍総理に率直に言っているでしょう。
コロナ蔓延や尖閣諸島、理由は幾らでもあるはず・・・それは実現するといいなぁと思います。
返信する
誤字など失礼致しました。 (sake)
2020-03-01 08:56:56
百田さんと有本さんが総理と会談したのは2月28日夜でした。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020022800266&g=pol
首相動静に載ったので、その後に百田さんがその事実をツイートしました。

その他、「の場所のうち間違え、誤字など所々あり、失礼致しました。
返信する
Unknown (あやか)
2020-03-01 09:40:59
sake様のコメントも、拝見しました。

百田さんと有本香さんが、28日夜に、安倍総理とお食事なさったとのこと、、、、
その場で、おふたりは、率直に総理に御進言なさったとの事、、承りました。

安倍総理が、今の国民の気持ちを理解していただけたなら幸いですが??

今後の状況によっては、
「本来の安倍さんらしさ」を、取り戻していただけたら?!と、
一縷の望みを抱きたいところなのですが???
返信する
Unknown (onecat01)
2020-03-01 12:31:50
あやかさん。

 「しばらくは批判をやめ、終焉のため困難に耐え、不便をしのび、政府に協力いたしましょう。」

 前の日に、こう言ったばかりなのに、総理の記者会見を観て、つい心が乱れました。

 今、貴方とsakeさんのコメントを拝見し、普段の気持ちに戻りつつあります。

 『今後の状況によっては、
「本来の安倍さんらしさ」を、取り戻していただけたら?!と、
 一縷の望みを抱きたいところなのですが???』

 そうですね。こう言う気持ちで、一、二週間を頑張らなくてなりませんね。
返信する
お礼 (onecat01)
2020-03-01 13:03:17
 sakeさん。

 貴重な情報をありがとうございます。私はツイートを見ませんので、知らないことばかりでした。

 やはり私の世界は、「温故知新」の読書の世界であると、考えました。歴史が突然変わらないように、日本もゆっくりとしか変化致しません。

 ツイートの世界は、ホットな噂と激論が飛び交い、つい歴史の流れを忘れ、明日にでも日本がひっくり返るような気持ちにさせられます。

 それはそれで大切な言論の場ですが、私のような凡人には、ついていけない慌ただしさがあります。
今回は、貴方のおかげで、百田氏や有本氏、あるいは高須氏の署名活動の結末など、いろいろなことを知りました。総理にも、私たちの意向が伝わっているとの感触も得ました。

 私は今、近藤大介氏の『日中再逆転』と言う本を読みつつあります。なぜ安倍総理が、中国に忖度しなくてならないのかが、分かります。

 日本企業は、私たちが考えている以上に、したたかで、中国市場をかき回していることも知りました。いずれ書評をいたしますので、その時は「ねこ庭」へ、お立ち寄りください。

 真摯なコメントに感謝いたします。
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