「日航機墜落事故」「西田議員の研究」「憲法制定過程に関する政府資料」の紹介から、「現行憲法の問題点」についてまで2ヶ月を費やしました。
その間に自由民主党の総裁選挙が始まり、次々と候補者が名乗りをあげています。11名プラス1という、奇妙な候補者の報道ぶりが、先日の都知事選挙に劣らない日本の異常さを物語っています。
一方、太平洋の向こうのアメリカでは、共和党と民主党の激しい対立が、国の評判を落とすだけでなく、アメリカの尊厳を低下させています。自由の国、民主主義国と称賛されたアメリカだけでなく、イギリスもドイツもフランスもイタリアも国政選挙が社会の対立と騒ぎを招いています。
中国や北朝鮮などの共産主義国は昔から選挙がなく、国民不在で指導者たちの政治闘争が繰り返されています。相手を倒さなければ自分が殺される、文字通りの死闘の場所です
ところが最近は、民主主義国と言われているアメリカとヨーロッパの選挙までが、社会主義国に負けないリーダーたちの死闘の場と化しています。民主主義の制度が疲労し、世界規模で矛盾が噴き出しているのか、選挙が社会混乱の要因となっています。
こうした動きを横目にしながら、「日航機墜落事故」「西田議員の研究」「憲法制定過程に関する政府資料」から、「現行憲法の問題点」の紹介を優先しました。
「学びのねこ庭」の2ヶ月で、下記のことを学徒として学びました。
・「憲法改正」を本気で進める政治家は、国内外の反対勢力によって暗殺される。
・「日本の戦後史」という大河の流れに立って眺めれば、争っていた保守、反日左翼の政治家も学者も法律家も、皆日本の国民である
・「日本国憲法」は、昭和天皇と皇室をお守りしたという点で、一つの歴史的な役割を果たした