ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

共同通信の記事は、国民への挑戦 - 6

2019-01-25 23:31:26 | 徒然の記

 平成31年1月7日の、千葉日報新聞です。一ページを全面使い、是枝監督の特集記事でした。地方紙を舞台に、共同通信社が、日本の文化と風土を崩壊させる記事を、飽きもせず全国配信するので、私も負けず、根気よく批判を続けます。

 国内で、賛否両論のある「万引き家族」が、カンヌ映画祭で、最高賞を得たという古い話題で、何故かまた同監督を取り上げています。紙面の4分の1を、監督の顔写真が飾っています。いつものように、大見出しの活字部分を、書き写してみます。

 「必要なのは、免疫力」「映画と世界のはざまで 是枝裕和監督」「小さな物語 足元に」「撮ることが発見や探索」

 ここで記事の書き始めの部分を、転記します。

 「自国第一、移民排斥など、」「ナショナリズムが、各地で台頭する世界。」「閉じた帰属意識に、どう向き合えば良いのか。」「文化や価値観の、相互理解が促される国際映画祭に、」「数多く参加し、最高峰のカンヌでは、」「万引き家族が、最高賞を受賞した是枝監督に、」「新作を製作中の、パリで話を聞いた。」「今必要なのは、免疫力だと語る。」

 やはりそう来たかと、共同通信社の意図が読めました。安倍政権が進める移民政策への、賛同記事でした。憲法改正など、日本にとって大切な政策については、朝日新聞と同様、社をあげて安倍自民党に反対しますが、日本をダメにする政策には、もろ手をあげて賛成するのですから、分かりやすい会社です。

 「日本では、メディアの人が、会社と国に帰属しているでしょ。」「国があって、新聞社があって、記者がいる。」「その共同体の中で、仕事をしているという意識があるから、」「何かあると、国に迷惑をかけたのだから、謝れという理屈になる。」

 「でも、ジャーナリストが帰属しているのは、」「本来、国でなく、真実のはずです。」

 こういう中身のない、キザな言葉に、お花畑の人々は共鳴しますから、共同通信社が記事にするはずです。しかし、「国があって、新聞社があって、記者がいる。」・・というのは、日本だけでなく、世界のどこでも同じ話でしょう。それとも共同通信社では、国も会社も関係なく、自分が真実と思い込むものに熱中する社員を、大勢雇っているのでしょうか。

 息子たちに言います。彼らがいう真実は、反日・左翼の目で見た真実ですから、右や中庸の目で見れば、違ったものになります。真実というものが、人により、国により、地域社会により、様々に異なるという基本常識が、この記事では省略されています。簡単な話をしますと、中国や、北朝鮮では、第1番目に国家があり、真実はどこ吹く風で、一般庶民は人権無視されていますが、これをどう説明するのでしょう。

 是枝氏や共同通信社に限らず、反日・左翼の人間は、国や企業は、個人を弾圧し、抑え込むものと、頭から決めつけています。国が、国民の安全や生活の保障をしている側面には、目を向けません。国を、国民に敵対するものとしてだけ考えるのが、左翼思想の特徴です。中国や北朝鮮や、社会主義国と言われる国では、政府が国民を弾圧していますから、彼らの言うことも、全部嘘ではありません。

 ノーベル賞を貰っても、大江健三郎氏は、日本を憎む言動しか出来ず、韓国で好かれています。益川敏英氏のように、愛読する新聞は赤旗と公言する、おかしな学者もいます。ノーベル賞、カンヌ最高賞など、外国に賞をもらえば、文句無しに立派な人間だなどと、明治時代ではないのですから、欧米崇拝の単純さから、そろそろ卒業したいものです。

 日本を大切にする人間が怒っているのは、「万引き家族」の悪質な、日本貶めにあります。無縁の男女や子供や老人が、家族でもないのに家族を装って暮らし、万引きをしながら生活していると、そんなありえない設定で、話が作られています。フランスでは、この話が、現在の日本での実話だと信じる人間がいると聞きます。

 その家族は汚く、貧しく、騒々しく描写され、若い娘が立膝をして食事をする場面もあります。日本人で、お膳につき、立膝で食事をする者はいません。これは隣国の、朝鮮人の生活様式です。描かれているのは、崩壊した家族、万引きという犯罪を平気でする男女、礼節もなく、恥も誇りもなくした人間像ですから、日本にはない虚像です。多くの日本人が、眉をひそめ、嫌悪する理由が、ここにあります。それなのに、なんですか。共同通信社と是枝氏は、「必要なのは、免疫力」と強調します。こんな人間集団の存在に免疫力など、とんでもない話ではありませんか。

 日本人をダメにし、日本の国をダメにしようとする、彼らの悪意を、父は、息子たちに気づいてもらいたいと思います。こんな思考が社会の隅々にまで浸透したら、その時、日本の文化と伝統が崩壊します。

 毎日、仕事に忙しい息子たちよ。お前たちのため、父は大切なことを伝えようと思います。テレビ業界に、「放送倫理・番組向上機構」(BPO)という、組織があります。これはNHKと民放連の各社が出資して作った、任意団体で、テレビ番組の偏向や捏造、或いは過激な報道に目を光らせ、問題のある番組をつくった各社に、是正勧告を出します。

 組織は、理事会、評議員会、事務局と、三つの委員会で構成されています。たいていの人間は、良識のある委員たちが、良い番組を国民に提供するため、日夜奮闘していると信じています。ここで父は、作家百田尚樹氏の、委員会評をネットで見つけましたので、紹介します。

 「BPOは完全に左翼団体。委員が左翼の言論人や活動家ばかり。」「だから、保守系番組に難癖をつけてくるのに、」「明らかに事実に反する左の報道については、完全に見て見ぬふり。」「年間4億の金を貰って、審査は年4本くらいなので、1番組審査に1億。」「元委員だった香山リカを見れば、BPOが、どのような団体なのか明白。」

 こう言って氏は、【BPO放送倫理検証委員会】のメンバーについて、次のように説明しています。

 委 員 長  –   川端和治   朝日新聞社コンプライアンス委員会委員

 委員長代行  –   是枝裕和  映画監督・テレビディレクターで、政治関係のツイッターは、すべて左翼。
 
 委員長代行  –   升味佐江子   朝日新聞OB  「沖縄タイムス」の反基地番組「新沖縄通信」に毎回出演

 委   員  –   斎藤貴男   NHKに出演していた利害関係者。「マスコミ九条の会」の呼びかけ人。

 委   員  –   渋谷秀樹  憲法学者

 委   員  –   鈴木嘉一    業界関係者で、NHK籾井前会長を徹底批判

 委   員  –   藤田真文   ツイッターで左翼記事ばかりツイート

 委   員  –   岸本葉子   朝日新聞社コンプライアンス委員会委員 
 
 息子たちよ、よく見なさい。是枝氏は、委員長代行という地位にいます。名前は立派な組織ですが、日本をダメにするとんでもない団体です。父はBPOに関し、百田氏と同じ認識を持っています。もう分かったと思いますが、共同通信社と是枝氏は、仲間内なのです。まるで他人同士のような態度で、記事を書き、国民につまらない情報を流し、せっせと日本をダメにする仕事をしている、ということ。多くの国民が気づけば、こんな情報操作は、何の意味も無くなるのです。
 
  今晩も、遅くなりました。父はそろそろ、眠るといたしましょう。
コメント (2)
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