平成31年1月7日の、千葉日報新聞です。一ページを全面使い、是枝監督の特集記事でした。地方紙を舞台に、共同通信社が、日本の文化と風土を崩壊させる記事を、飽きもせず全国配信するので、私も負けず、根気よく批判を続けます。
国内で、賛否両論のある「万引き家族」が、カンヌ映画祭で、最高賞を得たという古い話題で、何故かまた同監督を取り上げています。紙面の4分の1を、監督の顔写真が飾っています。いつものように、大見出しの活字部分を、書き写してみます。
「必要なのは、免疫力」「映画と世界のはざまで 是枝裕和監督」「小さな物語 足元に」「撮ることが発見や探索」
ここで記事の書き始めの部分を、転記します。
「自国第一、移民排斥など、」「ナショナリズムが、各地で台頭する世界。」「閉じた帰属意識に、どう向き合えば良いのか。」「文化や価値観の、相互理解が促される国際映画祭に、」「数多く参加し、最高峰のカンヌでは、」「万引き家族が、最高賞を受賞した是枝監督に、」「新作を製作中の、パリで話を聞いた。」「今必要なのは、免疫力だと語る。」
やはりそう来たかと、共同通信社の意図が読めました。安倍政権が進める移民政策への、賛同記事でした。憲法改正など、日本にとって大切な政策については、朝日新聞と同様、社をあげて安倍自民党に反対しますが、日本をダメにする政策には、もろ手をあげて賛成するのですから、分かりやすい会社です。
「日本では、メディアの人が、会社と国に帰属しているでしょ。」「国があって、新聞社があって、記者がいる。」「その共同体の中で、仕事をしているという意識があるから、」「何かあると、国に迷惑をかけたのだから、謝れという理屈になる。」
「でも、ジャーナリストが帰属しているのは、」「本来、国でなく、真実のはずです。」
こういう中身のない、キザな言葉に、お花畑の人々は共鳴しますから、共同通信社が記事にするはずです。しかし、「国があって、新聞社があって、記者がいる。」・・というのは、日本だけでなく、世界のどこでも同じ話でしょう。それとも共同通信社では、国も会社も関係なく、自分が真実と思い込むものに熱中する社員を、大勢雇っているのでしょうか。
息子たちに言います。彼らがいう真実は、反日・左翼の目で見た真実ですから、右や中庸の目で見れば、違ったものになります。真実というものが、人により、国により、地域社会により、様々に異なるという基本常識が、この記事では省略されています。簡単な話をしますと、中国や、北朝鮮では、第1番目に国家があり、真実はどこ吹く風で、一般庶民は人権無視されていますが、これをどう説明するのでしょう。
是枝氏や共同通信社に限らず、反日・左翼の人間は、国や企業は、個人を弾圧し、抑え込むものと、頭から決めつけています。国が、国民の安全や生活の保障をしている側面には、目を向けません。国を、国民に敵対するものとしてだけ考えるのが、左翼思想の特徴です。中国や北朝鮮や、社会主義国と言われる国では、政府が国民を弾圧していますから、彼らの言うことも、全部嘘ではありません。
ノーベル賞を貰っても、大江健三郎氏は、日本を憎む言動しか出来ず、韓国で好かれています。益川敏英氏のように、愛読する新聞は赤旗と公言する、おかしな学者もいます。ノーベル賞、カンヌ最高賞など、外国に賞をもらえば、文句無しに立派な人間だなどと、明治時代ではないのですから、欧米崇拝の単純さから、そろそろ卒業したいものです。
日本を大切にする人間が怒っているのは、「万引き家族」の悪質な、日本貶めにあります。無縁の男女や子供や老人が、家族でもないのに家族を装って暮らし、万引きをしながら生活していると、そんなありえない設定で、話が作られています。フランスでは、この話が、現在の日本での実話だと信じる人間がいると聞きます。
その家族は汚く、貧しく、騒々しく描写され、若い娘が立膝をして食事をする場面もあります。日本人で、お膳につき、立膝で食事をする者はいません。これは隣国の、朝鮮人の生活様式です。描かれているのは、崩壊した家族、万引きという犯罪を平気でする男女、礼節もなく、恥も誇りもなくした人間像ですから、日本にはない虚像です。多くの日本人が、眉をひそめ、嫌悪する理由が、ここにあります。それなのに、なんですか。共同通信社と是枝氏は、「必要なのは、免疫力」と強調します。こんな人間集団の存在に免疫力など、とんでもない話ではありませんか。
日本人をダメにし、日本の国をダメにしようとする、彼らの悪意を、父は、息子たちに気づいてもらいたいと思います。こんな思考が社会の隅々にまで浸透したら、その時、日本の文化と伝統が崩壊します。
毎日、仕事に忙しい息子たちよ。お前たちのため、父は大切なことを伝えようと思います。テレビ業界に、「放送倫理・番組向上機構」(BPO)という、組織があります。これはNHKと民放連の各社が出資して作った、任意団体で、テレビ番組の偏向や捏造、或いは過激な報道に目を光らせ、問題のある番組をつくった各社に、是正勧告を出します。
組織は、理事会、評議員会、事務局と、三つの委員会で構成されています。たいていの人間は、良識のある委員たちが、良い番組を国民に提供するため、日夜奮闘していると信じています。ここで父は、作家百田尚樹氏の、委員会評をネットで見つけましたので、紹介します。
「BPOは完全に左翼団体。委員が左翼の言論人や活動家ばかり。」「だから、保守系番組に難癖をつけてくるのに、」「明らかに事実に反する左の報道については、完全に見て見ぬふり。」「年間4億の金を貰って、審査は年4本くらいなので、1番組審査に1億。」「元委員だった香山リカを見れば、BPOが、どのような団体なのか明白。」
こう言って氏は、【BPO放送倫理検証委員会】のメンバーについて、次のように説明しています。
メンバーを見ても、「朝日新聞」に関わっている・あるいは関わっていた者や、「左翼」「憲法」に関わる者ばかりで、思いっきり「偏向」していること一目瞭然です。
是枝監督は「委員長代行」の座にあることから、「委員長」に何かあった場合すぐ「登板」できる体制にあると思います。
この『万引き家族』に主演していた女優さんが、今や朝ドラの主役を演じているのですから妙なものです。
彼女に罪はありませんが、見るたびに『万引き家族』のことをすぐ連想してしまいます(笑)
『万引き家族』は日本国内で、正に「賛否両論」でむしろ「問題ある作」なので、「ゴールデングローブ賞」を逃したことも当然でしょう。
が、是枝氏自身は何と、朝日新聞文化財団から『朝日賞』を「受賞」しました。
https://www.asahi.com/articles/ASLDF5F8QLDFULPI008.html
沖タイも、「受賞はならなかったが、世界にアピールすることはできた」と言う是枝氏の声と、同氏の今後の意気込みを取り上げています。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/368837
朝日と「左寄りメディア」に支えられて、是枝氏もBPOも今後も安泰なのであります。
朝日も、共同通信社も、是枝氏も、BPOも、みんな仲間内です。
表彰したり、褒めたり、華々しく報道したり、仲間内の、互助組合活動みたいなものですね。
知らないのは私たち国民ばかりですが、ネットのお陰で、すぐに馬脚が出ます。戦後73年間、反日・左翼の天下でしたが、
「奢る平家は、久しからず」「ただ春の夜の夢の如し。」
もうすぐ彼らの時代が去り、国を大切にする庶民の時代がやって来ます。どうやら今年は、そんな一歩の年のようです。
情報を感謝いたします。