ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

最近思うこと

2019-01-09 16:40:31 | 徒然の記

 テレビでも、時々見ますが、「日本は素晴らしい。」「日本人は、凄い。」と、むやみに誉める番組があります。

 ネットで言いますと、保守と呼ばれる人のブログに多いのですが、日本や、日本人は、世界に類い稀な、素晴らしい国であり、民族だと、自画自賛の叙述があります。こういう人は大抵、中国人や韓国人、北朝鮮人を、徹底的に批判します。

 隣国の政府が、日本に向け、語っている内容を知ると、怒り狂いたくなります。その気持ちは、同じです。南京事件も、慰安婦問題も、徴用工も調べてみれば、みんな大嘘です。私も、彼らの言い分の嘘八百と、厚顔ぶりに、何度怒り心頭になったことでしょう。

 しかし、最近は、自分も含め、反省があります。

 この隣国に比較し、日本人が素晴らしいと、手放しで言えるのだろうか、と言う疑問です。彼らがやっているのは、情報戦争なのですから、今後の戦いを考えますと、私たちは、もう少し賢くなる必要があると、そんなことを思います。すぐにもバレる、彼らの稚拙な捏造と、レベルを同じくするような意見は、言うべきでないと、そんな風に思えて参りました。

 私は、日本を愛しており、日本人であることに誇りを持っていますが、隣国の国民に比較し、日本人全部が優れているとか、立派だとか、そんな風には考えていません。身びいきする気持ちが、あるとしましても、事実は、違います。

 敗戦後に発生した、反日の日本人たちのことを考えますと、この愚かしい、根無し草の、夢想家たちが、素晴らしい日本人とは決して思いません。意識的にアメリカやソ連や中国に、自分を売った、クズみたいな政治家や学者と共に、プロパガンダに踊らされ、「日本だけが悪かった」と、本気で信じてしまった、お人好しの人間たちが、どれほど戦後の日本をダメにしてきたかと、考えるだけで、嫌悪してしまいます。

 戦後74年間も、こんな人間の跋扈を許してきた日本を、どうして自慢できるのかと、そういう「戸惑い」が強くなってきました。

 朝日新聞、毎日新聞、共同通信社 、NHKと、このような、反日の腐れマスコミを、のさばらしたままにしている日本です。共産党だけでなく、雨後の筍のように、生まれたり消えたり、名前さえ覚えられないような、反日・左翼の政党に、嬉々として投票する日本人がいます。

 日本に敵対し、一方的に誹謗し続ける中国や、韓国、北朝鮮に、卑屈にすり寄っていく政治家もいます。日中議員連盟、日韓議員連盟などと、超党派で親睦を図っている政治家たち・・。考えていけば、こんな日本人のどこが素晴らしいのか、むしろ私は、恥ずかしくなってまいります。

 自分も含め、隣国をあざ笑っている人間は、今年は少し反省し、隣国のような、大嘘つきの仲間になってはなるまいと、そんな方針転換を考えております。

 しかし息子たちよ。父の言葉を誤解してはなりません。自己反省し、遠慮し、黙ろうと、勧めているのではありません。自分のことを棚に上げ、日本ばかりを攻撃する、隣国の政府や、国民に、遠慮する必要はありません。相手を気遣ったり、遠慮したりすると、返って嵩にかかってくるのが、彼らの文化です。

 父が言っているのは、自覚の話なのです。言うべきことを言い、厳しく反撃しても良いから、間違っても、自分だけが絶対正しいと、自惚れる過ちをしないようにと、それだけを言っています。

 隣国にばか者が沢山いるように、日本にも、劣らず多数のバカ者がいると、自覚して、意見を述べればいいのです。ついでに言えば、意見を述べている自分だって、相手から見れば、馬鹿者に見られていると、そんな自覚が大事です。

 これまでと、どこが違うのかと、息子よ。お前たちは、もしかすると、そんな疑問を抱くのかもしれません。自分の欠点を自覚して喋る人間と、自分が全て正しいと、錯覚して騒ぐ人間と、そこにある大きな違いを、いつか区別できる人間になって欲しいと、父は願います。日本のマスコミの、横並びの高慢さと、巧妙な嘘に慣らされてしまうと、この区別をつけるのが、至難の技となります。

 

   「相手を貶す時は、自己の欠点を自覚して攻撃する。」

 「一年の計は、元旦にあり。」元旦はとっくに過ぎましたが、これが今年の抱負です。誰に賛成されなくとも、私はこれで、今年を生きたいと考えております。

コメント (10)
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