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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

北九州市の鉄道遺産(その3)

2011年06月09日 | 鉄道
北九州市の鉄道遺産(その3)

折尾駅周辺にはまだまだ見るところがある。
筑豊本線連絡の6番・7番ホーム(鷹見口)ももうすぐ見られなくなる。この鷹見口は、鹿児島本線黒崎駅から筑豊本線に渡る列車のみが停車するホームで、本駅とは別改札になっている。近距離切符でも、またSUGOCAでも途中下車できる。つまり短距離切符で一度外に出られるという珍しい場所。


折尾駅の鷹見口。


鷹見口(奥)のホームには、鹿児島本線(黒崎側)から筑豊本線(飯塚方面)へ(とその逆)の直行列車が停車する。

折尾駅の1番・2番ホームは筑豊本線(地平)、3番から5番が築堤上の鹿児島本線に使われている。その北側に新しく筑豊本線のホームを設けるので、ホームの番号も付け替えるのだろう。


筑豊本線(若松側)の線路(右)と、以前使われていた鹿児島本線と連絡する築堤(中央)。この築堤を再利用するのかな?

なお、前回書いた「改札口から鹿児島本線の上りホームに向かう煉瓦トンネル」は途中で曲がっているが、その場所から北側に抜ける改札があったらしい。現在は閉じられているが、北側の筑豊本線踏切付近から閉じた板塀がよく見える。

北側から見た筑豊本線のアンダークロス。左の白い板は古い改札口を閉じた跡か?

「北九州の鉄道遺産」次回は最終回で八幡東区あたりを扱う予定。



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