OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

私の旅行データ 7 空白域 F

2023年03月17日 | 旅行
 海岸の30km以上の空白域はもう一つある。それは佐田岬半島で、愛媛県伊方町の一部である。ここにはほとんど近づいたことがない。予讃線を通った(2004年4月)だけで、それも一番近い八幡浜で降りたことがない。八幡浜駅から、佐田岬の先端まではちょうど40kmある。ただしそこは、九州の日豊本線(幸崎駅付近)からの方が近い。その中間の最も遠いところは、約32.7kmである。

30km−14 佐田岬
 凡例:水色:海 緑:10km 黄色:20km ピンク:30km 青線 私の旅行経路
 地名 大文字:町・集落 Sa佐賀関 Mi三崎 Ya八幡浜
    小文字:行政区 ik伊方町 se西予市

 この空白地を埋めるには、幸崎駅まで日豊本線に乗り、大分バスで古宮バス停へ、そこから徒歩3分でフェリー乗り場。臼杵駅から臼杵交通バスで、佐賀関バス停に行く便もあるが、フェリー乗り場まで遠い。佐賀関港から三崎港まで国道九四フェリー(約1時間10分:深夜以外一時間毎)。三崎港から八幡浜までは伊予鉄南予バス(約1時間)がある。このルートを旅行すれば、佐田岬の空白地は10kmの範囲でほとんど踏破できるが、岬先端の1kmほどが残る。三崎付近から「佐田岬灯台」には、伊方町地域巡回バスがあるようだが、詳細はまだ調べていない。

佐田岬のデータ:10km以上の未接近地 [愛媛県] 1町 (伊方町には足を踏み入れたことがない)。面積は約750平方km
20km以上 [愛媛県] 伊方町。約43平方km 30km以上 [愛媛県] 伊方町。約7.0平方km
最も経路から離れた地点は三崎港の北側で伊方町の海岸。32.8km

 30kmクラスの空白地はこれら8か所である。将来これらを少し減らすことはできるだろうが、丸ごとなくすことはできそうにない。佐田岬域なら何とかなるかもしれない。

 それでは、ひとつランクを落として、20kmの空白域を北から順にリストアップしてみよう。

20km-1 羽幌山地
凡例:水色:海 緑:10km 黄色:20km 青線 私の旅行経路 P(青)写真の撮影場所。
 地名 大文字:町・集落 Te手塩 Ot音威子府 Ha羽幌 Na名寄 Ru留萌 Fu深川 As旭川
    小文字:行政区 te天塩町 na中川町 en遠別町 sh初山別村 ho幌加内町 ha羽幌町 to苫前町 ob小平町 nu沼田町 fu深川市 wa和寒町 ta鷹栖町 as旭川市 (どの市町村にも足を踏み入れたことがある)

 西にある日本海側は、廃止された羽幌線で1970年6月乗車(1987年3月廃止)。途中下車していない。東北側は宗谷本線で、初めて北海道に行った1969年8月に初めて乗車。その後中川あたりで何か所か下車した。

20km−2 宗谷本線佐久駅に置いてあった大きなアンモナイト化石 1969年7月

20km-3 深名線から見た朱鞠内湖 1972年9月

 東南側は廃止された深名線に1972年9月乗車(1995年9月廃止)。この線も乗り通しただけだったが、人家の少ないのに驚いた。南の留萌本線には1969年8月に乗車。この年には羽幌線の小平まで行って、そこから内陸に入ってアンモナイトなどの白亜紀化石を採集した。
 この空白域を横断する道路は少なく、また定期バス路線はない。

羽幌山地のデータ:10km以上の未接近地 [北海道]  2市10町1村 (どの市町村にも足を踏み入れたことがある)。面積は10km以上 約910平方km 
20km以上 [北海道] 中川町・遠別町 約7平方km

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